???:毛で隠れているが、よく見ると首輪のようなものを着けている
???:そこには”087”と刻印されていた
???:そして……翼に傷を負っている
星目モモセ:「あら? 087……オハナ様、でしょうか」
上鳥羽キキ:「三桁の数字……心当たりある」
星目モモセ:「怪我をなさっていますね、どこかで治療した方が良いかもしれません」
マルケータ・ネプチャン:「……血の匂い」「どこか悪くしてるんじゃないかしら」
上鳥羽キキ:「モモセちゃんの言う通り、アメリアさんとこの鴉だと思う」
星目モモセ:「そのようですね」
上鳥羽キキ:「うん。あの人の鴉の一羽が、三桁の数字をもじった名前だったから」
マルケータ・ネプチャン:「”鴉飼”の目……じゃあ、表のあれに巻き込まれちゃったんだ」
上鳥羽キキ:「流れ弾に当たっちゃったのかな」
星目モモセ:「ええ、ありそうですね」
上鳥羽キキ:「これじゃあ……飛ぶのは無理そうだね」
星目モモセ:「送り届けて差し上げた方が良さそうでしょうか?」
087(オハナ):「きゃう……」一刻を争う、という状態には見えないが、飛ぶことはできず、弱っているようだ
マルケータ・ネプチャン:「飛べない鳥、放っておいたらしんでしまうかも」「この子はオーヴァードなのかしら……」
マルケータ・ネプチャン:「キキはどうしたい?」
上鳥羽キキ:「あたし?あたしはねぇ……」
上鳥羽キキ:「うん。送っていってあげたい」
マルケータ・ネプチャン:「じゃあ、あたしもモモセの案に乗り」
星目モモセ:「良かったです!」パッと明るく笑う
星目モモセ:「上鳥羽様とネプチャン様がやさしい方で私、嬉しいですわ」
上鳥羽キキ:「キキでいいよ。あたしも、モモセちゃんって呼んでるし」
マルケータ・ネプチャン:「ふふ」「あたしも妹がいるから……マルケータのほうがいいかも」
上鳥羽キキ:「ま、好きなように呼んでくれたらいいかな」
星目モモセ:「ではキキ様とマルケータ様で。」
星目モモセ:「よろしくお願いいたします、お二人とも!」
星目モモセ:クラウンのような十字冠がクルリと回る
上鳥羽キキ:「こちらこそ。よろしくね、二人とも!」
マルケータ・ネプチャン:「よろしく。こんなことになるなんて思いもしなかったわ」声を少し弾ませて
087(オハナ):「きゃ、きゃう!」
星目モモセ:「大丈夫ですからね」
星目モモセ:「私たちがご主人様の元まで、無事送り届けて見せますので」
087(オハナ):「きゃうぅ……」安心したように聞こえる鳴き声
上鳥羽キキ:「安心してくれた……みたい?」
マルケータ・ネプチャン:「でもやっぱりなんだか、元気がないわね」
星目モモセ:「怪我をしていますからね、心細いんだと思います、きっと」優しく胸元に抱き寄せる
上鳥羽キキ:「……近くに仲間もいなさそうだもんね」空へ視線を向けて。
マルケータ・ネプチャン:「んー。ちょっと顔、こっち向けて」
マルケータ・ネプチャン:「……あ、087のほうね」
087(オハナ):「きゃう?」
星目モモセ:「はい?」
星目モモセ:思わずモモセの方が向くが
星目モモセ:「し、失礼いたしました……」頬を染めて087を差し出す
マルケータ・ネプチャン:「うふふ。かわい」どちらに向けたものかつぶやき、指をくちばしに近づける。
マルケータ・ネプチャン:《元気の水》を使います ちょこっと元気になってもらおう
マルケータ・ネプチャン:指先から薄紫の霧のような気体が一箇所に集まって、ぴちょんとひとしずく口に入る。
マルケータ・ネプチャン:「蛇だから、毒を使えるの。少量なら薬にもなるっていうでしょ」
星目モモセ:「まぁ、お薬!」
087(オハナ):「んきゅ、んきゅ……」
上鳥羽キキ:「おお、飲んでる飲んでる」
マルケータ・ネプチャン:「痛みがやわらぐくらいは、効くと思うんだけど……」よく見ると少しおそるおそるな様子だ
087(オハナ):「んきゃ……」その効能は鳥類にも有効であり、痛みは和らげられたようだ
GM:ですがそれは完全ではなく、また、目に見えるだけでない、呪術的なダメージも負っていることが、オールドであるマルケータさんには感じ取られるでしょう
星目モモセ:「いくらか楽な表情をなさるようなった……ように見えますね」
マルケータ・ネプチャン:「………ふぅ」「よかった。トドメになったらどうしようかと思っちゃった」
上鳥羽キキ:「怖いこと言わないでよ……でも、効いてよかった」
マルケータ・ネプチャン:「……でも、触るとなんか嫌な感じ。この子が、じゃなくて」
上鳥羽キキ:「嫌な感じ?」
マルケータ・ネプチャン:「なにかしら……”阻害”、”破綻”……みたいな」「あ、えーっと、『呪術』だっけ、キングダムらしく言うと」
マルケータ・ネプチャン:「想いの力の影響を受けちゃってるみたい。体の傷を治すだけじゃダメね」
上鳥羽キキ:「呪術……呪いか。ただの流れ弾に当たったってわけじゃないかもだ」
上鳥羽キキ:「いやでも、キングダムならただの流れ弾に呪いが込められていることもなくはない……かな?」
星目モモセ:「何か傷に呪術的な気配があるという事ですか……」やさしく087を撫でている
マルケータ・ネプチャン:「あるかもしれないし、ないかもしれないし」
マルケータ・ネプチャン:「表で騒がしくしてるの、ここの子だけじゃないみたいだものね」
上鳥羽キキ:「明らかに雰囲気違う子たちもちょこちょこ見かけたね」
星目モモセ:「外部の方まで混ざって騒ぎになっているとしたら、心苦しい事です」
マルケータ・ネプチャン:「肩からトゲの生えてる鎧なんて、どこの流行り?」
GM:術を解くには、解呪の専門家であるキングダム医療部をたよる必要があるだろう
マルケータ・ネプチャン:「とまれ、あたしこういうのは専門外だから……こういう時ってほら、あったわよね?」
星目モモセ:「ええ、医療部さんがございます」
マルケータ・ネプチャン:「そう、それ。呪いもすっかり治してくれるところ」
星目モモセ:「あちらも今の騒ぎで忙しいでしょうが、頼ってみましょうか」
上鳥羽キキ:(キングダムの医療部……"拷問王"のところか)
マルケータ・ネプチャン:「妹が変なのもらってきて、一回だけ訪ねたっけ」「ええ、頼りにしましょう」
087(オハナ):「きゃうう~」
上鳥羽キキ:「よしよし。まずは手当てをしに行こうね」
マルケータ・ネプチャン:「すぐよくなるわよ。お墨付きあげちゃう」屈んで087に目線を合わせる
星目モモセ:「良き出会いに恵まれたようですから、ね」
星目モモセ:そう言って087を撫でて、傷の周りの折れた羽を丁寧に取り除く
星目モモセ:「ご案内しますね。 行きましょう、傷が化膿してはいけませんからね」
星目モモセ:そう言って二人を先導して裏路地をスイスイと歩いて行く
087(オハナ):「きゃう~」
マルケータ・ネプチャン:「しっかりしてるわねぇ」
星目モモセ:そこがキングダムであれば、裏だろうが表だろうが道は全て知ったものだ
上鳥羽キキ:「これは頼もしいね」
上鳥羽キキ:モモセちゃんに続く。バイクは後ろから自動操縦装置で追従してくる。
マルケータ・ネプチャン:(モモセは『王さま』なのかしら)(冠なんて、まさにそれらしい感じだし)
マルケータ・ネプチャン:(そういう立場を羨ましいとは、あまり、思えないんだけど……)
マルケータ・ネプチャン:とっとっと、とステップを踏むように追いかけていく。
GM:シーンカット ロイスの取得が可能です
マルケータ・ネプチャン:星目モモセ ○感服/隔意 で!
星目モモセ:マルケータ・ネプチャン 〇尊敬/隔意 で!
マルケータ・ネプチャン:あ、087の感情も決めときます ○好奇心/憐憫
上鳥羽キキ:マルケータ・ネプチャン/P:連帯感-○/不安/ロイス
上鳥羽キキ:星目モモセ/P:連帯感-○/不安/ロイス
上鳥羽キキ:087(オハナ)/P:尽力-○/不安/ロイス
上鳥羽キキ:以上、三枠分取得して終了します。
星目モモセ:087様も 〇尽力/不安にしておきます
GM:ミドル1 全員登場!7+1d10で登場侵蝕どうぞ!
上鳥羽キキ:上鳥羽キキノ侵蝕率ガ7+1D10(→ 17)上昇シマシタ(41 → 58)
マルケータ・ネプチャン:マルケータ・ネプチャンの侵蝕率を7+1D10(→ 12)増加(39 → 51)
星目モモセ:星目モモセの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(46 → 52)
星目モモセ:星目モモセの侵蝕率を7増加(52 → 59)
GM:
GM:087(オハナ)を連れたキミたちは運よく、医療部の野戦病院を見つけることができた、が───
夜見シャイヤ:「メディスンスン……こりゃまたやっかいな呪いを受けているね、こりゃ」
夜見シャイヤ:087(オハナ)の匂いを嗅ぎ、医療部の生徒が診断をしている
星目モモセ:「やっかいな呪い、ですか?」
上鳥羽キキ:「具体的に、どんな……?」
星目モモセ:首を傾げる、風もないのにふわりと髪が揺れる
マルケータ・ネプチャン:「やっかいもはっかいもないわよう、だからここに連れてきたってのに」ぷうと頬をふくらませる
星目モモセ:「どうしたら治るものなのでしょうか?」
マルケータ・ネプチャン:「そう、087は治るのっ?どーなのっ」
夜見シャイヤ:「厄介といっても、不治なわけじゃあない、適切に処置すれば問題ないんだが……」
上鳥羽キキ:「ないんだが……何?」
夜見シャイヤ:「問題は専用の薬草が必要なことさね」
上鳥羽キキ:「薬草かぁ……それが厄介な理由?」
夜見シャイヤ:「今この場に、在庫がない。定時制で栽培されてるのを取り寄せにいかないと……」
星目モモセ:「なるほど……」
マルケータ・ネプチャン:「ははあ」
上鳥羽キキ:「よかった。絶滅危惧種だとかそういうわけじゃないんだね」
星目モモセ:「では、私が取って来れば問題ないという事ですね」
マルケータ・ネプチャン:「こっちより植物はよく植わってるかも、花だの……ハッパだの……」
マルケータ・ネプチャン:「専門のお店もいくつもあるわ。買ってくるのでいいの?」
夜見シャイヤ:「そういうことになってしまうな……人員の余裕がなく、申し訳ないが、頼んでもいいかい?」
星目モモセ:「もちろんです。関わった以上、完治まで見届けねば私も満足できませんから」
上鳥羽キキ:「そういうことなら、任せといて!」
マルケータ・ネプチャン:「もちろんよ」
マルケータ・ネプチャン:「あたしにとっちゃ勝手知ったる場所だわ、ここに来るまでのほうが大変だったくらい……石畳って足がつかれて」
星目モモセ:「ごめんなさい、土の方が良かったですか」
上鳥羽キキ:「なるほど、そういうこともあるか……」
マルケータ・ネプチャン:「どしてモモセが謝るのよ。慣れないけどまあ、そういう日もあるわ」
夜見シャイヤ:「これが、処方箋と私の名前の紹介状」紙を渡す
夜見シャイヤ:「これがあれば揉めることもないはず……」
星目モモセ:「ありがとうございます」そっと礼をする。
マルケータ・ネプチャン:「ふんふん……。……?……ああ、あの路地の」「上から見るとこうなるのね」添付された地図を見て
上鳥羽キキ:「知ってるところ?」
マルケータ・ネプチャン:「うん。”あっち”のお店ならだいたいわかるわ」
上鳥羽キキ:「助かるよ。今度はマルケータちゃんの案内が頼りだね」
星目モモセ:「役割交代ですね、よろしくお願いいたします」微笑んで
マルケータ・ネプチャン:「わかったわ。あんまり繁盛してないけどいいお店だから、任せて」
087(オハナ):「きゃうう」安堵したような鳴き声
マルケータ・ネプチャン:「……あ、シャイヤさん?あたしたちが居ない間、087のことお願いね」
星目モモセ:「もうすぐ治りますからね、良い子良い子」
上鳥羽キキ:「急いで戻ってくるから、もう少しだけ我慢しててね」
087(オハナ):「きゃーう」返事
マルケータ・ネプチャン:「ね、聞いた?こんなに優しい声で鳴くんだから」
マルケータ・ネプチャン:「ちゃんと診ててくれないとこっちだって出るとこ出ちゃうわよ」
星目モモセ:「ええ、かわいい子ですからね」鈴のような笑い声がする
上鳥羽キキ:「ということで、よろしくお願いします」
夜見シャイヤ:「メディスンスン……疑惑の匂いを向けないでおくれよぉ、ちゃんと診ておくから」
上鳥羽キキ:「まあ、それだけ心配ということで……」
上鳥羽キキ:「それじゃ、薬草を取りに行こうか」
マルケータ・ネプチャン:「ええ。ようこそ、定時制へ」
星目モモセ:「はい!」冒険の気配に少しだけ楽しみになっている。
マルケータ・ネプチャン:「いつでも賑やかなところだから……気に入ってくれると嬉しいわ」
上鳥羽キキ:「あたしも定時制の方に行くのは初めてだなあ」
上鳥羽キキ:「……こんな時になんだけど、実はちょっと楽しみ」
星目モモセ:「実は……私もそうだったりします」
星目モモセ:「不謹慎かもしれませんが、ワクワクしています」
マルケータ・ネプチャン:「観光客とかぜんぜん見かけないものねえ……たまにムセイオン?の子はスケッチとかしたがりにくるけど」
マルケータ・ネプチャン:「楽しみにしてくれてるんだ。ありがと」
星目モモセ:「マルケータさんが普段通ってらっしゃる場所ですからね」
星目モモセ:「お友達がどんな所で普段の生活を送ってらっしゃるのか、気になって当然です」
上鳥羽キキ:「そうそう」
上鳥羽キキ:「知らないことは、知りたくなっちゃうものなのだからね」
マルケータ・ネプチャン:(……でも、興味がなければ知ろうとも思えないと思うわ)
マルケータ・ネプチャン:(キングダムはずっとそうやって”別々”だった)(けど)
マルケータ・ネプチャン:「……物好きだと思うわ、ふたりとも」「私は好き」
星目モモセ:「ありがとうございます!」
上鳥羽キキ:「よく……まあ、時々?言われるよ」
星目モモセ:「私もマルケータさんの事、好きですよ」
マルケータ・ネプチャン:「えっ!あ、うん」大きいリアクションにびっくりする
上鳥羽キキ:「あたしもね。二人とも、いい人でよかった」
マルケータ・ネプチャン:「…………それじゃ、行きましょうか」「勝手知ったる定時制へ向けて」
GM:
GM:定時制の区画へ向かうキミたちに目を向ける鴉が、1羽───
GM:『定時制、カ』
GM:『賑ヤカ、確カニ違イハナイガ』
GM:『様変ワリシテイルゾ……ドンナ結果ニナルカ、見物ダナ』
GM:そして音も無く、飛び立つ
GM:
GM:道中、ちょっとした山賊や盗賊や蛮族に遭遇するもうまく躱したキミたちは
GM:定時制の区画に足を踏み入れる。それは、より人の姿からかけ離れた者たちの集う、常世の領域──
GM:
GM:定時制に足を踏み入れたキミたちの頭上を、何者かが跳び越えていく
GM:そして、頭部に違和感
星目モモセ:「あら?」
マルケータ・ネプチャン:「もう……今度はなにっ!」ここまでの道中ででヘトヘトだ
上鳥羽キキ:(何かされた……!?)頭に手をやりながら、跳び越えた者を目で追う。
星目モモセ:頭をポンと押さえながら、何者かの方を見る
GM:それは……ウサギの耳をした生徒だ。そして、肌の露出の多い制服を身に着けている
マルケータ・ネプチャン:パターン読めてきたヨ(厚切りジェイソン)
GM:そして、彼女と同様のウサギの耳が、キミたちの頭にも着けられている
星目モモセ:「あらあら?」
マルケータ・ネプチャン:「hobitt?……あらら」
上鳥羽キキ:「……ウサ耳の、カチューシャ?」
???:「バニー!ようこそ全日制と学外と……ああ、マルケータ殿まで!」
星目モモセ:「うふふっ、マルケータさん、キキさんも……似合ってらっしゃいますよ」
マルケータ・ネプチャン:「自前じゃないのかな?……やっほ、会ったことあったかしら」
上鳥羽キキ:「ありがと……って、マルケータちゃんの知り合い?」
生兎会会員:「我らは”生兎会”!」
上鳥羽キキ:「"生徒会"?」
マルケータ・ネプチャン:「!」「その響きは……」
上鳥羽キキ:「ってことは"円卓議会"の……うん?」なんだかおかしいな、と勘づく。
生兎会会員:「この混迷の中……我々に必要なのは、何だと思われますか?」
上鳥羽キキ:「え?えーっと……き、絆とか?」
マルケータ・ネプチャン:「時間がどうにか解決するんじゃないかしら」レモン色の耳を触りながら
生兎会会員:「当たらずとも遠からず!……寄り集まり、身を守り、孤独から心を守ることなのです」
星目モモセ:「兎さんみたいに?」
星目モモセ:「でしょうか……?」
生兎会会員:「イエス!つまり……バニーになること!」
マルケータ・ネプチャン:「ゔぁにー」
上鳥羽キキ:「おお」ポン、と掌を拳で叩く。
上鳥羽キキ:「つまり、形から入るってことだね」
マルケータ・ネプチャン:「え、キキは納得できたの?いまの……」
上鳥羽キキ:「あの子なりに理屈は通ってるかなー、とは」
星目モモセ:「おおー」ぽんぽんと手を叩く
マルケータ・ネプチャン:「そうかしら……まあ、誰にでも言い分はあるものね……?」
星目モモセ:「はい、素敵な意見だと思いますー」
マルケータ・ネプチャン:「飾りがかわいいのはいいことだわ。ひらひら動いて面白いし」
GM:キミたちの耳が眩い光を放ち───
GM:露出度の高い、エナメル製の制服に変化する!
マルケータ・ネプチャン:「きゃっ」動きを目で追っていたのでチカっとする
上鳥羽キキ:「何!?この光……」
上鳥羽キキ:頭上からの光に思わず目を閉じ、再び開いた時には──
上鳥羽キキ:「……服がバニガに変わってる!?」
星目モモセ:「はわわっ!?」
マルケータ・ネプチャン:「すごーい、なにこれ」「用途がぜんぜんわかんない」
マルケータ・ネプチャン:黒肌に映える白のエナメル。鈍く返す光はプリズム色に曲線に沿い、体躯を艶やかに照らす。
星目モモセ:「こう肌の出る衣装は、私には似合わないと思うのですがー」
上鳥羽キキ:オーソドックスな黒いカラー。ピンと立った両耳と合わせて、如何にもなバニーガール風である。
上鳥羽キキ:「え~、網タイツってこんな感じなんだ」指でちょっと引っ張っている。
生兎会会員:「嗚呼、大変お似合いです……」
星目モモセ:ピンク色のエナメル生地に体の線の出た実にそれらしい恰好
生兎会会員:「そして……皆で楽しく跳ねましょう」
星目モモセ:「跳ねるのですか」
生兎会会員:「ぴょーんぴょん!ぴょーんぴょん!」
マルケータ・ネプチャン:「かわいいとは思うんだけど」「なんだか危なげ?を感じるような」
星目モモセ:「ぴょーんぴょーん」
上鳥羽キキ:「えーっと、気持ちというか志はわからなくもないんだけど」
星目モモセ:「たしかに、女性が公の場で着る衣装としてはとても刺激的です……」
上鳥羽キキ:「あたしたち、ちょっと急いでて……先にそっち済ませてきたいんだよね」
GM:ふと周囲を見回してみると、多くの生徒がキミたちと同様、バニースーツ姿で跳ねている
マルケータ・ネプチャン:「そうなの。あとで遊んであげるから一旦戻してもらえない?」
マルケータ・ネプチャン:「肌触りはけっこうおもしろいし。付き合ってあげてもいいけど」
GM:笑顔を浮かべてはいるが、まるで自我を失っているようにも見える
星目モモセ:「ええ、後でだったら遊べるのですけれど、今は急いでいまして」
上鳥羽キキ:「そうそう。後でまた戻ってくるからさ」
生兎会会員:「……?共にバニーになること以上に大切なことが、ありますか?」
上鳥羽キキ:「むむ」服装に変化に気を取られていたが、周囲の様子にも気づき始めた。
生兎会会員:「外の事情など忘れ……」
生兎会会員:「この兎の園(バニーガーデン)で、楽しく跳ねて暮らしましょう!」
マルケータ・ネプチャン:「……これ、ちょっと?」
上鳥羽キキ:「しまった。こりゃヤバいやつだ」
星目モモセ:「よろしくない気配がしますわ」
生兎会会員:「ほらぴょーんぴょん♪」
マルケータ・ネプチャン:「だいぶ深めにハイっちゃってるわ」「ていうか……みんなもそうっぽい!」
上鳥羽キキ:「少なくともこの場に留まるのは危険だね。二人とも、離れよう!」
上鳥羽キキ:そう言って、目的地に向かい走り出そうとする。
GM:だがキミたちは、このまま全てを忘れ……楽しく跳ねていたいという衝動に飲み込まれそうになる
マルケータ・ネプチャン:「もうっ、しつこい女ってキライ!」べーっと舌を出して逃げ出そうとするが
星目モモセ:「急いで離れた方が良さそうですね」
GM:<意志>判定 難易度は7 誰か一人でも成功すれば、薬草をもらって、定時制から脱出することが可能です
マルケータ・ネプチャン:「ええ、早くあっちまで”ぴょん”ってしないと……、……?」
上鳥羽キキ:「しまった……服だけじゃ、ない……」
上鳥羽キキ:内から湧き上がる衝動に必死に耐えている。
星目モモセ:「厄介な効果があるようですぴょん!」
星目モモセ:2dx+1>=7
DoubleCross : (2DX10+1>=7) → 6[5,6]+1 → 7 → 成功
上鳥羽キキ:6dx>=7
DoubleCross : (6DX10>=7) → 5[1,1,1,3,4,5] → 5 → 失敗
マルケータ・ネプチャン:2dx+1>=7
DoubleCross : (2DX10+1>=7) → 10[6,10]+5[5]+1 → 16 → 成功
上鳥羽キキ:「服だけじゃ……なく、て」
上鳥羽キキ:「そうだ……あたし自身がウサギだったんだ」
マルケータ・ネプチャン:「キキ?」
上鳥羽キキ:「ぴょーん、ぴょん♪」両手で耳のジェスチャーをしながら跳ね始める。
マルケータ・ネプチャン:「キキーーー!?」
星目モモセ:「キキさん!?」
上鳥羽キキ:「ぴょぴょんが、ぴょん」笑ってはいるが、目は虚ろだ。どこかを見ているようで、どこも見てはいない。
星目モモセ:「あわわ……ぴょんぴょんしだしてしまいました」
マルケータ・ネプチャン:「どうしよモモセ。おもったよりマズいぴょん」
マルケータ・ネプチャン:「あたしたちの中で一番しっかりしてそうなキキだったのに……」
星目モモセ:「意外な弱点ですね……ぴょんぴょんが穴であったとは……」
星目モモセ:「仕方がありません!」
星目モモセ:「キキさん、失礼します!」
星目モモセ:ぴょんと飛び跳ねた瞬間のキキの足元に割って入り
星目モモセ:肩車するような姿勢で抱える。
星目モモセ:「えいやっ、と……ととと……」
上鳥羽キキ:「ぴょん?」はて、と自分を抱えるお仲間を見る。
星目モモセ:「よし! これで問題ないです!」
星目モモセ:「行きましょう!」
マルケータ・ネプチャン:「あたしが道を開くぴょ……わ!」
上鳥羽キキ:引き続き跳ねようと全身を動かしている。
マルケータ・ネプチャン:【快楽の香気】ガス状の昏倒毒を振りまいて、力の抜けたバニーを押しやっていく。
マルケータ・ネプチャン:「……いつのまにぴょんなに集まったの!!どいてーっ」
星目モモセ:「あわわ」ぐいぐいと引っ張りまわされてバニー服のあちこちに手足がひっかかり、あられもない姿になっている
星目モモセ:「淋しいと集まっちゃうんですねー……」
マルケータ・ネプチャン:「キキは持ってる?モモセ!」
星目モモセ:「大丈夫です! キキさんばっちりホールドです!」ぐいっと足を掴む
上鳥羽キキ:「ぴょーん」名前を呼ばれたことはわかるのか、笑顔で返事をしている。
星目モモセ:「ああっ、言葉までうさぎさんになってしまって……!」
マルケータ・ネプチャン:「もー、そんなかわいい笑顔ここで見たくなかった!」
星目モモセ:「……うさぎさんってぴょんって鳴きましたっけ?」ピロリン、撮影音
マルケータ・ネプチャン:もみくちゃになりながらバニー包囲網を抜けていく。
星目モモセ:ピョンピョンキキを抱えてそれに続く
GM:幸い、バニー化した生徒による包囲網は、簡単に突破できた
GM:青肌バニー、ラミアバニー、ケンタウルスバニー、たくさんのバニーがいたがなんとか乗り越え
GM:薬草を扱うアルウラネ生徒は、バニー化していたがまだ理性があり、薬草を譲ってくれた
星目モモセ:「よく考えたら、アルウラネさんまで完全にぴょんぴょんしてたら全てがおしまいでしたね」
マルケータ・ネプチャン:「最後の力を振り絞ってたわね……ラネット、あなたの働きは立派だったわ」
マルケータ・ネプチャン:「さてと……キキー、1たす1は?」
上鳥羽キキ:「ぴょん!」
マルケータ・ネプチャン:「まだだめかあ」
星目モモセ:「仕方がないですね、でも今のキキさんも素敵なので得をした気分です」
星目モモセ:そう言いながら撮影中
上鳥羽キキ:「ぴょ~ん?」はて?と思いながらモモセちゃんの顔を覗き込んでいる。
星目モモセ:「あとでみんなで見ましょう、きっと素敵な思い出になります」
星目モモセ:「わきゃっ、かわいいですわ……!」
マルケータ・ネプチャン:「慣れると気が抜けてて愛らしいわね……」「あら。それ、絵が映る機械?」横から覗き込む
星目モモセ:「はい、キキさんの服が変わった時におっこちたのを拾っておいたんです」
星目モモセ:「壊れたらいけませんから」
マルケータ・ネプチャン:「キキのなのね。前に妹に勧められたんだけど、使い方わかんなくって……あら、きれい」
マルケータ・ネプチャン:「こんなに”そのまま”残るんだ。びっくり」
星目モモセ:「凄いですよねー、見事にそのままなのです」と、マルケータの方にも向ける
上鳥羽キキ:カメラを追って、虚ろな目がマルケータちゃんに向けられる。
マルケータ・ネプチャン:「っ、と」一瞬だけ身構えるがすぐに居直る「いえーい、ぴょん」
星目モモセ:「はーい、ぴょんぴょんです!」
星目モモセ:クルリと自撮りモードにして3人を写したりもしつつ、(他人の)カメラで好き放題撮影している
マルケータ・ネプチャン:「……今の、ごっこなのにすごく楽しかったわ。やっぱり危険ね」
星目モモセ:「兎さんは危険な魅力があるのでしょう……!」
上鳥羽キキ:「ぴょんぴょん」そうそう、というような感じで頷いている。
星目モモセ:と言いながら、ぴょんぴょんキキの首のあたりを撫でる
星目モモセ:「うふふ、兎さんそのものですねぇ」
マルケータ・ネプチャン:「……もうちょっとだけキキで遊んだら、戻りましょうか」
上鳥羽キキ:くすぐったそうに体を揺らす。
星目モモセ:「そうですね、オハナさんにも薬草をとどけないといけませんし」
星目モモセ:「キキさんがもう少し人の言葉を思い出したら行きましょう」
マルケータ・ネプチャン:「そうね」頬をつつ、と撫でる
星目モモセ:今のままキングダムの路上に彼女を引っ張り出すのは、名誉的にあまりよろしくないだろう。
星目モモセ:もう現時点で手遅れな気がするが、キングダムにおいて手遅れは大体間に合う
星目モモセ:「ええ」などと思いながらキキをマルケータと一緒に愛でる
上鳥羽キキ:頬をつつく手に、そのまま頬ずりなどしている。
マルケータ・ネプチャン:「じゃれてるあなたもかわいいけど」
マルケータ・ネプチャン:「やっぱり普段のキキのほうが好きよ、あたし」
マルケータ・ネプチャン:目尻を下げて、甘える頬に付き合った。
星目モモセ:「ふふっ、キキさんも嬉しそうです」
上鳥羽キキ:「ぴょん!」嬉しさを表すように、高らかに鳴いた。
GM:
GM:シーンカット ロイスの取得とアイテムの購入が可能です
星目モモセ:ロイスはどうしようかな 生兎会 愉快/〇脅威 で
上鳥羽キキ:ロイス、残り一枠は保留で。
マルケータ・ネプチャン:上鳥羽キキ ○愛着/不安
生兎会 感服/○脅威
マルケータ・ネプチャン:ロイス@1 アイテムはとくになし!
星目モモセ:アイテムは買えそうにないのでなしで!
上鳥羽キキ:照準器を狙おうかな。
上鳥羽キキ:2dx+4>=15
DoubleCross : (2DX10+4>=15) → 5[1,5]+4 → 9 → 失敗
上鳥羽キキ:財産ポイント使っても届かず。以上です!
マルケータ・ネプチャン:財産点余ってるからチャレンジだけしよっかな、照準器
マルケータ・ネプチャン:4dx>=15
DoubleCross : (4DX10>=15) → 10[6,9,9,10]+9[9] → 19 → 成功
マルケータ・ネプチャン:これが天才肌
上鳥羽キキ:ジーニアス……
マルケータ・ネプチャン:あげます 大事に使ってね
星目モモセ:すごい
上鳥羽キキ:ありがとうございますぴょん。大口径機関砲に取り付けますぴょん。
マルケータ・ネプチャン:ああっキキ……戻れそうだったのに
星目モモセ:心がぴょんぴょんしてる
GM:ミドル2 全員登場 登場侵蝕は7+1d10です
上鳥羽キキ:上鳥羽キキノ侵蝕率ガ7+1D10(→ 17)上昇シマシタ(58 → 75)
マルケータ・ネプチャン:マルケータ・ネプチャンの侵蝕率を7+1D10(→ 9)増加(51 → 60)
星目モモセ:星目モモセの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(59 → 61)
星目モモセ:星目モモセの侵蝕率を7増加(61 → 68)
GM:
087(オハナ):「きゃう、きゃう!」
GM:脱兎のごとく定時制より抜け出したキミたちは、野戦病院に戻ることができた
GM:戻ってきたキミたちを迎えたのは、087(オハナ)の鳴き声であった
星目モモセ:「戻りましたよ、087さん。 少し時間をかけてしまってごめんなさい」
星目モモセ:ケープを羽織りなおしながらオハナの頭を指で優しく撫でる
087(オハナ):「きゃう♪」
星目モモセ:「シャイヤさん、件の薬草もこちらに」
夜見シャイヤ:「おう、戻って来たかい……だいぶ、疲弊してるように見えるが……」
星目モモセ:「色々ありまして、ええ」
マルケータ・ネプチャン:「これでばっちりでしょ。……色々あったもの。ねえ、キキ?」
上鳥羽キキ:「いや……うん……気にしないで」げっっっそりとした表情で一番後ろに立っている。
星目モモセ:「兎、に角、色々と」
星目モモセ:「ともかく、薬草はこれでよろしいでしょうか?」
夜見シャイヤ:「メディスンスン……ああ、間違いないさね」
夜見シャイヤ:「これで呪いが解けるはずだ……少し待ってな」
星目モモセ:「よろしくお願いいたします」
マルケータ・ネプチャン:「やっとひと息つけるわねえ」
マルケータ・ネプチャン:「あたしはそんなに疲れてもいないけど」
上鳥羽キキ:「いやあ、ホッとした……」
上鳥羽キキ:「ホッとしたらまた疲れが……」
星目モモセ:「キキさんが人間に戻ってくださって私は嬉しいです」
上鳥羽キキ:「ずっと人間だったはずなんだけどなー」
マルケータ・ネプチャン:「あれもあれで愛らしかったけどね」
マルケータ・ネプチャン:「じっさいどれくらい覚えてるの?」
マルケータ・ネプチャン:「『ぴょんぴょん』してたあいだのこと…」手でうさみみのジェスチャ
上鳥羽キキ:「正直あんまり……」
上鳥羽キキ:「おかげで定時制の地区のことが半分ぐらい記憶に残ってない……!!」
星目モモセ:「少し残念ですね、キングダムの思い出を憶えて帰っていただけないのは」
星目モモセ:「あ、キキさん。カメラありがとうございます、拾って使っておいて何ですが」
マルケータ・ネプチャン:「あ、それの中に残ってないかしら」ちょちょいとカメラを指して
上鳥羽キキ:「え?ああ、ありがと」
上鳥羽キキ:「何か撮ってたの?ちょっと見せてね……って」
上鳥羽キキ:液晶を見ながらわなわなと震えだす。
上鳥羽キキ:「何を撮ってるのさ二人とも!?」
マルケータ・ネプチャン:「……あはははッ」
星目モモセ:「申し訳ありません、私写真については素人なので見辛いかもしれません……」
マルケータ・ネプチャン:「そこなの?モモセ」
上鳥羽キキ:「そうじゃなくって~」
マルケータ・ネプチャン:「なんてね。キキのその顔が見れたなら遊んだかいがあったわ」
上鳥羽キキ:「はぁ……まぁ、いいよ。イベントで羽目を外したって感じで納得しとく」
星目モモセ:「酔っぱらって記憶が飛んでしまったというのは、こんな感じなのでしょうか?」
上鳥羽キキ:「かもね~。あたしはその経験は無いけど」
マルケータ・ネプチャン:「確かに、その感じに近いのかもねえ」みょうに実感がある
星目モモセ:「うふふ、ぴょんぴょんしてて可愛かったですよ」
夜見シャイヤ:「ぴょんぴょん……定時って今そうなんてるのかい?」
087(オハナ):「きゃうきゃう♪」
星目モモセ:「そんな感じになっています」
上鳥羽キキ:「あ、087!元気になったの?」
マルケータ・ネプチャン:「あら、087!」
マルケータ・ネプチャン:鳴き声を聞き真っ先に駆け寄る
夜見シャイヤ:「呪いはバッチリ祓っておいた」
星目モモセ:「素晴らしい腕前です。ありがとうございます。」
上鳥羽キキ:「しまった、施術の様子を見せてもらうんだった……」
夜見シャイヤ:「怪我は数日かけて、普通に治さなきゃだから……今すぐ飛ぶのは無理だけどね」
マルケータ・ネプチャン:「おまえ、そういう瞳をするのね……呪いはすっかりよくなってるわ」
087(オハナ):「きゃうー?」
上鳥羽キキ:「ま、呪いが解けて何よりだね」
星目モモセ:「そうですね、これで鴉の塔に送り届ける事もできそうです」
マルケータ・ネプチャン:「迎えに来てもらうよりは、こっちから出向いたほうが確実かしら」
上鳥羽キキ:「そうだね。学区内がこの状況だと、そう出歩けないだろうし」
星目モモセ:「ええ、私もそれが良いと思っていました。お二人がよろしければこの後送り届けたかったのですが」
星目モモセ:「嬉しいです、同じように思ってくださって」
マルケータ・ネプチャン:「…………まあね。モモセの案に乗るって言ったもの」
上鳥羽キキ:「あたしも同じね。みんなで送っていってあげよう」
マルケータ・ネプチャン:気恥ずかしそうにちょっとすました顔を作って
星目モモセ:嬉しそうに笑みを浮かべながら両手をあわせ
星目モモセ:(今の情勢を考えると、自由に飛び回らせてあげる事は不可能ですわね)
星目モモセ:(鳥一羽自由に飛ぶことが許されないだなんて)
星目モモセ:(それに……件の呪いを放つような生徒さんが野放しの可能性も高い、オハナさんは私たちで届けるのがベターですわ)
マルケータ・ネプチャン:「ねえ、モモセ……」思案する姿を見て口を開く
マルケータ・ネプチャン:「ずっと気になっていたんだけど。モモセは『王さま』なの?」
星目モモセ:「え?」
星目モモセ:「失礼いたしました。王なのか? ですか?」
マルケータ・ネプチャン:「言いづらかったらいいんだけど」「雰囲気がさ、そういう人たちに似ていたから」
上鳥羽キキ:(王様……諸王の一人ってこと?)
星目モモセ:「それについてでしたら」
星目モモセ:「違うとお答えする事になります、私は『王』ではありません」
マルケータ・ネプチャン:「そうなの」
星目モモセ:「諸王の方々のような権限も、力も持ち合わせておりません」
星目モモセ:「申し訳ありません」少し苦々しい笑み
上鳥羽キキ:「いやいや、別に謝るようなことじゃないでしょ」
上鳥羽キキ:「ね、マルケータちゃん」
マルケータ・ネプチャン:「う、うん。そうよ、また……どうしてあなたが謝るのよ」
マルケータ・ネプチャン:こくこく。と頷きながら、ちょっと焦ったように
上鳥羽キキ:「何か、前に言われたことがあったとか?」
星目モモセ:「能力を期待される場合は多いので、つい」
星目モモセ:「失礼しました、そう言った話では無かったですよね」
星目モモセ:「でも、そうですね……ただ」
星目モモセ:「私は、皆さんに求められるような、やさしい『姫』ではあろうと思っています」
マルケータ・ネプチャン:「『姫』……?」
上鳥羽キキ:「『王』じゃあなくて、『姫』なんだね」
星目モモセ:その言葉に笑みを浮かべる
星目モモセ:「はい、『姫』なんです」
マルケータ・ネプチャン:「……そうなのね」
マルケータ・ネプチャン:「ごめん、モモセ。さっき聞きたかったのはね、あなたが凄く立派に見えたから」
マルケータ・ネプチャン:「どうやってそんなに優しくあれるのかって、いわゆる『王さま』なのかなっておもっちゃったわけ」
星目モモセ:「それは……そうですね」
星目モモセ:「きっと、立場が人に気高さを与えるのです」
星目モモセ:「諸王の方々が王であるからあのようにあるように」
星目モモセ:「私は姫でありたいから、こうあれるのです」
マルケータ・ネプチャン:「自分で選んだんだ。いいわね」
上鳥羽キキ:「なるほどねぇ」
マルケータ・ネプチャン:「きっと、モモセはそこいらの王なんかよりよっぽど凄いわ」
マルケータ・ネプチャン:「あたしだって、王さまは何人か知ってるけど、『姫』なんてはじめて会ったもの!」
上鳥羽キキ:「あたしも。探せばいそうだけど、女の子ばっかりだからか確かに見かけないよね」
上鳥羽キキ:「でも、モモセちゃんは立派にお姫様らしいと思うよ」
星目モモセ:「ありがとうございます。 名乗ればきっと皆なれるものですけど、それでもかけがえ無い私らしさだと思っています」
マルケータ・ネプチャン:「ええ、なりたくてなったのなら……あなたはきっと大丈夫」
マルケータ・ネプチャン:「それじゃあ、そんなお姫様と一緒に」「087を送りに行きましょうか」
星目モモセ:「ええ、行きましょう!」
上鳥羽キキ:「だね。いざ、"鴉の塔"へ!」
GM:そしてキミたちは、087(オハナ)と共に一路”鴉の塔”を目指すのだった……
GM:しかし、山賊部に周囲を囲まれてしまった!
星目モモセ:「あなた方は……最近勢力を広げている山賊部ですか」
マルケータ・ネプチャン:「山賊部!……って何をする部活なの??」
星目モモセ:二人への説明も兼ねて、周囲を見ながらわかりやすく告げる
上鳥羽キキ:「そりゃあ……山で賊を?」
山賊部:「その通り~……活動内容は、略奪!」
上鳥羽キキ:「いやあ、実に分かりやすいね」
???:「そういうことだ……全てを、置いてけ」
マルケータ・ネプチャン:「……新手」
???:一際大柄な生徒が、山賊たちをかきわけ現れる
???:キングダムの生徒であるなら、その姿に見覚えがあるかもしれない
上鳥羽キキ:「さしずめ首領の登場……って感じ?」
マルケータ・ネプチャン:「大きいやつが偉いなら、わかりやすくていいわ」身構える
???:解体されてしまった”海賊部”、その”ロブスター船団”を任されていた生徒
星目モモセ:「あら。あなたは、元海賊部の……」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:ロズマリア・”ロッソ”・カトラスである
上鳥羽キキ:「って、海賊部!?」
マルケータ・ネプチャン:「カイゾクブ……聞いたことある響き」
星目モモセ:「まさか、山賊部に転部……いえ鞍替え? していた? とは……」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:”海賊王”が消息を絶ったと知るや否や”至上王”に戦いを挑み
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:一瞥されることも無く敗北。その後暴徒生徒をまとめ、山賊部を発ち上げた……として
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:指名手配所が出回っている
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「船に乗ることもできないなら……海賊なんて名乗れないだろ」
マルケータ・ネプチャン:「……思い出した。『空を駆る船の王』は『一番の王』に粛清されたって」「その残党というわけ」
上鳥羽キキ:「"海賊王"が失脚したって話は当然聞いてるけど」
上鳥羽キキ:(こりゃ、やっぱり何か裏がありそうな)
星目モモセ:「だからと言って、立場を変えど蛮行は止めないのはどうかと思うのです」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「ならお前らも……全てを失ってみるがいい」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「もう無いんだよ……パーフェクトもハーモニーも……」
星目モモセ:「自分が奪われたからといって、奪うのは違うでしょう……」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:サーベルの切っ先を向けると、周囲の山賊部も一斉に構えを取る
上鳥羽キキ:「それじゃあ、この取り巻きも元船団員ってこと?」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「こちらもまた、飢えてる。別に部は関係ないさ」
上鳥羽キキ:「なるほど……本格的に荒れちゃってるわけだ」
星目モモセ:「おそらくは、騒ぎに便乗した方もいくらかいるでしょうが」
星目モモセ:「お恥ずかしい限りです」
マルケータ・ネプチャン:「先を急いでいるの」
マルケータ・ネプチャン:「今はあなたに付き合って、一緒に腐ってあげられない。わかる?」
星目モモセ:(マルケータさん……)
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「……そう、もの分かりのいい人間だったら……自分も、救われたのかもな」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「だが……生憎、そうお利口じゃないんだ」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「野郎ども……かかれ!」
上鳥羽キキ:「これはどうも、付き合うしかないみたいだね」
上鳥羽キキ:「海賊部に知り合いはいないけど、膏粱船団を始め世話になったことはなくもないし」
上鳥羽キキ:「お礼の意味も込めて、お仲間さんの目に余る行動は止めてあげようか!」
上鳥羽キキ:「……ってところなんだけど、二人はどう?」
上鳥羽キキ:「あたし一人で囮ってのもありだけど」
星目モモセ:「置いていけませんよ」
星目モモセ:「それに、身内の問題でもありますから……これは、私もお相手せねばいけないでしょう」
マルケータ・ネプチャン:「キキだけじゃ不安だわ。あたしならどうにかできる自信はあるけど……」
マルケータ・ネプチャン:ちらと087を見て「ちゃんと、送り届けるところまで見届けたいもの」
マルケータ・ネプチャン:「……これは、キキもそうなんじゃない?」
上鳥羽キキ:「それは……そう!」
上鳥羽キキ:「うん、言い方が悪かったね。力を合わせて、この場を乗り切ろう!」
星目モモセ:「はい、3人で力をあわせましょう!」
マルケータ・ネプチャン:「全員でかかれば、チョチョイよ」体の周りに紫炎が漂い始める
マルケータ・ネプチャン:「あの子たちも海へ返してあげましょ」
山賊部:「「「うおおおおあああ~~~!」」」
山賊部:それぞれの得物を手に襲い掛かる!
GM:では判定!攻撃判定を各PCが1回ずつ行い、その達成値とダメージロールの合計値が200を超えれば、山賊部を撃退できます
GM:ですが謎の助っ人により……山賊部の残りは150となりました 判定は、現在の侵蝕率が低い順にやってもらうこととします
マルケータ・ネプチャン:了解!あたしからかな
上鳥羽キキ:お願いします!
星目モモセ:よろしくおねがいします
マルケータ・ネプチャン:セットアップで《活性の霧》。攻撃力+9
マルケータ・ネプチャン:メジャー【緋劇性:アクリロニトリル】《エクスプロージョン》+《ツインバースト》+《紅蓮の衣》
マルケータ・ネプチャン:ドッジ不可のRC攻撃ですが……ガードを行いますか?
マルケータ・ネプチャン:判定を先に行っちゃいます
マルケータ・ネプチャン:2dx RC攻撃
DoubleCross : (2DX10) → 6[1,6] → 6
GM:なんて達成値だ……
マルケータ・ネプチャン:避けてもいいわよ 避けられるものならね
マルケータ・ネプチャン:いちおう事前に確認はとったので、ガードしたものとしてダメロ振っちゃいます
マルケータ・ネプチャン:1d10+17+9+15
DoubleCross : (1D10+17+9+15) → 5[5]+17+9+15 → 46
GM:すごいダメージ ちなみにドッジとかは無いため判定の後すぐダメージ出してOKです
マルケータ・ネプチャン:あ、OKです!じゃんじゃんやっちゃおう
マルケータ・ネプチャン:マルケータ・ネプチャンの侵蝕率を11増加(60 → 71)
星目モモセ:では次は私ですが
星目モモセ:ミドルでは本当にダメージを出す手段がありませんので皆さん頼みです……
マルケータ・ネプチャン:そういえば雷鳴の申し子姫だった……!
星目モモセ:《アタックプログラム》で攻撃
星目モモセ:5dx+12
DoubleCross : (5DX10+12) → 10[1,2,7,8,10]+7[7]+12 → 29
星目モモセ:とても頑張った気がする
星目モモセ:3d10+2
DoubleCross : (3D10+2) → 17[5,5,7]+2 → 19
星目モモセ:星目モモセの侵蝕率を2増加(68 → 70)
マルケータ・ネプチャン:頑張ってる!
マルケータ・ネプチャン:キキさんもお願い!
上鳥羽キキ:はーい
上鳥羽キキ:ここは手を抜かずにいきましょう。攻撃の前にコーリングシステムを使用してよろしいでしょうか。
GM:今の合計が……100!残り50ですね
GM:そしてコーリングシステムOK!
上鳥羽キキ:はい!それではコーリングシステムでFHブレードバイクに搭乗し、大口径機関砲を装備します。
上鳥羽キキ:《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート:射撃》《零距離射撃》
上鳥羽キキ:命中判定
上鳥羽キキ:11dx7+3+3+1
DoubleCross : (11DX7+7) → 10[1,1,1,1,4,4,5,5,6,8,9]+10[9,10]+10[5,10]+3[3]+7 → 40
星目モモセ:凄い!
マルケータ・ネプチャン:良い回転だ
上鳥羽キキ:ダメージ
上鳥羽キキ:5d10+1d10+21
DoubleCross : (5D10+1D10+21) → 26[3,9,6,7,1]+8[8]+21 → 55
マルケータ・ネプチャン:ヒュー!
上鳥羽キキ:トループ扱いのような気もしますが、+分なくてもクリア!
上鳥羽キキ:エフェクトノ使用デ上鳥羽キキノ侵蝕率ガ6上昇シマシタ(75 → 81)
星目モモセ:キキさん流石!
マルケータ・ネプチャン:水さしちゃうけど、あたしとモモセちゃんで100もいってたかな
GM:山賊部……撃退!
星目モモセ:やったー!
GM:実はピッタリ100行ってたのです
上鳥羽キキ:命中達成値も込みなので、それだといってますね
マルケータ・ネプチャン:あ、ホントだ 計算間違えてました!
マルケータ・ネプチャン:やったー!!!!
星目モモセ:わぁい
上鳥羽キキ:撃退成功!
マルケータ・ネプチャン:やっぱり山は似合わないよ!
GM:
GM:キミたちと山賊部の戦いの火蓋が切って落とされた……その時
徳森カナヨ:「はむはむ……お菓子を届けにやって来たはいいけど、広くて迷っちゃうよ~」
徳森カナヨ:お菓子をたくさん詰めた籠を運ぶ生徒が、通りがかる
徳森カナヨ:ショコラショコランで”試食係”を務める生徒だ。届けに来たお菓子の一部を食べているが、栄養は全部胸に行くので大丈夫だよ。
マルケータ・ネプチャン:「あっ、こんなところに迷い込んだ子が」
上鳥羽キキ:「危ない!こっちに来ちゃダメ!」
星目モモセ:「あの子はショコランの……ここは危ないですよー!」
徳森カナヨ:「ふえ?」
星目モモセ:「ただいま戦闘ちゅうでーす!」
山賊部:「甘い菓子の匂いだ~~~!」「このスコーンはわたくしのものよ……!」
上鳥羽キキ:「ああっ!早速標的に!」
星目モモセ:「いけないっ、お菓子に釣られた山賊さんたちが!」
徳森カナヨ:「わわ、わ!えーっと、お菓子をもらってくれるのはとっても嬉しいけど……!」
マルケータ・ネプチャン:「確かにいい匂いがするわ……」
星目モモセ:自らの身体を盾に、山賊部からカナヨを守ろうと駆け出すが、間に合わない
徳森カナヨ:「順番守らなきゃ……だめ!」
徳森カナヨ:彼女の背後に、星空が広がる
徳森カナヨ:そこに輝く星々は、彼女がこれまで食らってきた、レネゲイド
上鳥羽キキ:「な……!?」自動操縦装置を起動しながら駆け出したが、異様な光景を前に足が止まる。
マルケータ・ネプチャン:「まあ」助けに行こうという動きはしていない。たんに、目を奪われる。
徳森カナヨ:その星々からいくつかを選び取り、解き放つ。炎の嵐が、槍の雨が、山賊を襲う!
徳森カナヨ:複数のエフェクトを同時に使用しても、決して乱れることのないレネゲイド……”安定体”ゆえになせる業であった
徳森カナヨ:「なんとなくだけど……あっちの人が悪そうで」山賊部を指差す
徳森カナヨ:「あなたたちは……いい人?間違ってないかなぁ?」
マルケータ・ネプチャン:「今はそう思ってくれていいわ」
上鳥羽キキ:「いい人であろう……とはしてるかな。自分なりにね」
星目モモセ:「ええ、そのような認識をしていただけると、とても嬉しいです」
徳森カナヨ:「よかった~」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「構うな……一人増えただけだ!」
山賊部:「そうだ、怯むなァァァァ!」
GM:山賊たちは怯むことなくキミたちに襲い掛かる!
マルケータ・ネプチャン:「キキと、モモセと、お菓子な子」「敵はそれ以外、ね」
マルケータ・ネプチャン:山賊部へ向かい、いの一番に飛び出していく。
マルケータ・ネプチャン:滑走。
マルケータ・ネプチャン:大地を肘が擦るかというほど、地を這うような低姿勢──から、
マルケータ・ネプチャン:休符、跳躍。
マルケータ・ネプチャン:体幹に捻りを加えた真黒の身躯が、はずみを付けて跳び上がる。
マルケータ・ネプチャン:獲物を狙う蛇の動き。数は多勢、ならば腹の奥に飲みくだすよりも、すべて舐め取る。
マルケータ・ネプチャン:「ちょっと辛いけど、ガマンね」
マルケータ・ネプチャン: しゃっ、
マルケータ・ネプチャン:はじめ、マルケータは手前の賊に組み付きにかかった。細く伸びた脚を絡め、梨地の皮膚が首元と腕、肌に擦れ合う。
山賊部:「なんだあっ」「ひいっ!」
マルケータ・ネプチャン: しゅ、る、る、る、る、るる
マルケータ・ネプチャン:つぎに、回転の慣性を活かして隣の賊に滑り飛んだ。皮膚が触れ合う。その動きを繰り返す。
マルケータ・ネプチャン:蛇が空間を這い擦るように五度、十度。奇妙な事が起きる。
マルケータ・ネプチャン:彼女が過ぎった山賊の肌が炎を上げる。紫色の炎が怪しく揺らめいていた。
山賊部:人間離れしたその動きに翻弄され、その毒牙にかかっていく
マルケータ・ネプチャン:『突然、皮膚が燃えるようになった』としか形容できない。一団は一瞬にして火に包まれる。
山賊部:「ああああ……!!」「熱い!熱い!」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「くっ、互いに距離を取れ……陣形を変えろ!」
星目モモセ:「マルケータさん……」惚れ惚れするほどの手腕に息をのみ
星目モモセ:そして、そんな少女の姿は
星目モモセ:敵陣のド真ん中にあった
星目モモセ:気配を察して全員が振り向くより早く
星目モモセ:一人目の服を掴み振り向かせ
星目モモセ:急所を繰り返し手に握った刃で突き刺し、転送
星目モモセ:それを確認すると、また掴み、拘束し
星目モモセ:突き刺し、転送させる
山賊部:「あれっ」「ぎゃっ」「うっ……」
星目モモセ:機械的な一手一手で、一人一人冠に転送されるだけの最低限の傷を与えて送っていく。
星目モモセ:「失礼。怪我はする事になりますが、多少は反省なさってくださいね」
上鳥羽キキ:「三人とも凄いね。結構片付いちゃった」
上鳥羽キキ:「それじゃあ残りは……っと!」
上鳥羽キキ:後方から走ってきた専用マシン"KIN-119 Slick Seeker Mk-Ⅱ"にタイミングを合わせて飛び乗る。
上鳥羽キキ:シートに跨ると同時にスイッチボックスを操作。右側車が展開して大口径機関砲が姿を現す。
上鳥羽キキ:「これで退場してもらおうかな!」
上鳥羽キキ:ヘルメットのシールドに照準が表示される。
上鳥羽キキ:照準を含めた周辺の情報から判断して、最適なタイミングでハンドルグリップに備わったトリガーを引いていく。
上鳥羽キキ:近くの相手、遠くの相手。重力制御装置を利用して縦横無尽に移動しながら、一人ずつ的確に撃ち抜いていく。
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「……!!」撃ち抜かれた山賊が転送されていく中、磁力を纏ったサーベルで銃弾を逸らし
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「ここで折れる訳にはいかないんだよぉーーー!!!」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:サーベルを突き出し、突貫する!
上鳥羽キキ:「そっちにそっちの事情があるように」
上鳥羽キキ:「こっちにはこっちの事情があるんだから!」
上鳥羽キキ:臆することなく、真正面から迎え撃つ。
上鳥羽キキ:(……今!)
上鳥羽キキ:狙いを定めて発射した弾丸は、迫りくる刀身の根元に寸分違わず命中した。
GM:キィン!
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「……っ!」サーベルがその手から離れ、膝をつく
上鳥羽キキ:そのままロズマリアの真横を通り過ぎ、マシンを停止させる。
上鳥羽キキ:「これ以上やるなら、手下の子たちと同じ目に遭ってもらうしかないけど」
上鳥羽キキ:「まだ続ける?」
上鳥羽キキ:その言葉は、この戦い以外のことも含めてのものだ。
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「……私、は……」
上鳥羽キキ:「今の活動が本当にやりたい、楽しいことだっていうなら」
上鳥羽キキ:「あたしとしては、口を挟みづらいとこだけどね」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「私だって……!本当なら……」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:「”海賊王”様……ああ……」
ロズマリア・”ロッソ”・カトラス:サーベルを拾い直すことも無く、おぼつかない足取りで、去っていく
山賊部:僅かに残っていた山賊たちも、それに続く。もう、キミたちの道を阻むことはないだろう
マルケータ・ネプチャン:「……ああいう時間も、必要なのかもね」「みんな、無事?」
星目モモセ:「そうですね、考える時間も……できれば人に被害は出さないでいただきたいですが」
星目モモセ:「はい、私は大丈夫です!」
上鳥羽キキ:「かの"海賊王"エリザベス・タイラーの下にいた子だし、あれで終わることは無い……と、思いたいとこだね」
徳森カナヨ:「どうせなら……ドーナツの1個でも食べてもらえばよかったかな……」
上鳥羽キキ:「こっちも大丈夫だよ。ありがと」
徳森カナヨ:「あっ皆さんもどうぞぉ~」
マルケータ・ネプチャン:「あ、ありがとう?」
マルケータ・ネプチャン:(見慣れない形の焼き菓子ね…)
上鳥羽キキ:「あなたにもお礼を言わなきゃね。助かったよ」
徳森カナヨ:「それほどでも~」
星目モモセ:「あら、ありがとうございます」
087(オハナ):「きゃう?」お菓子を興味深そうに見やる
徳森カナヨ:「花つけててかわいいカラスちゃんだね~、パンなら食べさせてもいいのかな~?」
星目モモセ:「ええ、多分大丈夫だと思います」
マルケータ・ネプチャン:「そういえば、おなかもすいてたかしら」
上鳥羽キキ:「普通のなら大丈夫だと思うよ」
087(オハナ):「きゃう♪」上機嫌だ
マルケータ・ネプチャン:「これで、後は……」
星目モモセ:「ええ、鴉の塔に向かうだけですね」
マルケータ・ネプチャン:「そうね。もういい加減なにもないことを願うわ」
上鳥羽キキ:「色々あって、結構かかっちゃったからね」
上鳥羽キキ:「あと一息、がんばろう!」
星目モモセ:「はい。 もう何もない事を願いつつ、行きましょうか」
マルケータ・ネプチャン:「うん。もうひと踏ん張り、頑張りましょ」
GM:
GM:シーンカット ロイスの取得の購入が可能です 購入はラストチャンス!
マルケータ・ネプチャン:ひと枠は開けておきます 購入も他の人がなければ特になし!
上鳥羽キキ:こちらもマルケータさんと同様で。ロイス保留し、購入はスキップです。
星目モモセ:私も同じくで、購入も無しで行きます!
GM:全員登場、登場侵蝕は7+1d10で!
星目モモセ:星目モモセの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(70 → 73)
星目モモセ:星目モモセの侵蝕率を7増加(73 → 80)
上鳥羽キキ:上鳥羽キキノ侵蝕率ガ7+1D10(→ 10)上昇シマシタ(81 → 91)
マルケータ・ネプチャン:マルケータ・ネプチャンの侵蝕率を7+1D10(→ 17)増加(71 → 88)
GM:
GM:-”鴉の塔”前広場-
GM:山賊部を退け、”鴉の塔”は目前だ
マルケータ・ネプチャン:「ここまで長い道のりだったわね……」
上鳥羽キキ:「いやあ、いろいろあったね本当に」
星目モモセ:「ええ、兎あり山賊ありの様々豊かな旅路でありました」
087(オハナ):「きゃ~う!」
マルケータ・ネプチャン:「ふふ、087にも見覚えのある景色になってきたかしら」
マルケータ・ネプチャン:「私もここに来るのは久しぶり」
星目モモセ:「私も塔の中に入った事はありませんね……少しだけ、楽しみです」
上鳥羽キキ:「あたしは当然初めて。まさかこんな形で来ることになるとは」
上鳥羽キキ:「にしても、本当に高い塔……」
上鳥羽キキ:塔の頂を見上げている。
マルケータ・ネプチャン:「たしか地下にも深いのよ、ここ」
上鳥羽キキ:「おっ、詳しいんだねぇ」
マルケータ・ネプチャン:「まあね」「”革命”のときに入ったことがあるから……」
星目モモセ:「まぁ、入った経験がおありでしたのね」
上鳥羽キキ:「ということは、持ってたんだね。王鍵」
マルケータ・ネプチャン:「やっぱりキキも知ってたか」
上鳥羽キキ:「まあ、噂で知れる程度には」
マルケータ・ネプチャン:「……じゃあ”定時制”の顛末までは知ってるかしら?」
上鳥羽キキ:「そっちは本当に噂というか……よそ者が調べてわかる程度かな」
上鳥羽キキ:「だから、マルケータちゃんたち当事者にとってのものとは、いろいろ違うんだと思う」
マルケータ・ネプチャン:「ありがとう。でも、気になるって顔に描いてあるわよ」
上鳥羽キキ:「正直、それはね。でも無理強いして聞くつもりはないよ」
星目モモセ:「キキさんは距離の取り方がお上手ですね」
上鳥羽キキ:「え、そう?」
星目モモセ:「はい、きっと好奇心が強くてもキングダムへの出入りを許されているのは、そのような所があるからだと思います」
上鳥羽キキ:「あはは……耳が痛いね」
星目モモセ:「そんなキキさんだからきっと、マルケータさんも胸襟を開いて話してくださるのでしょう」
マルケータ・ネプチャン:「モモセも”そういうところ”あるわよね」「……ふふ、いいわ。少しだけ甘くなってあげる」
マルケータ・ネプチャン:「この話を今回の旅の、腹の足しにして」
星目モモセ:「そうでしょうか? でもそうですね、お聞きできるなら是非」
上鳥羽キキ:「うん。話してくれるんだったら、聞かせてほしいな」
マルケータ・ネプチャン:薄く唇に笑みを滲ませて「……たいした昔話でもないけど」
マルケータ・ネプチャン:「あたしたちみたいな”たぐい”のもの。それはヒトからみれば一緒くたに見えるかもしれないけれど」
マルケータ・ネプチャン:「生まれも見た目も、腕や指の本数だってまるっきり違うわよね」
マルケータ・ネプチャン:「そういうものをひとところに集めて”定時制”って……」「よく考えたらヘンな話じゃないかしら」
マルケータ・ネプチャン:「様々な”約束”があの場にはあった」
マルケータ・ネプチャン:「不可侵の盟約、土地との契約、力への縛り……」
マルケータ・ネプチャン:「そういう不自由を、皆はずっと『あたしたち自身のためのもの』だと思っていたけれど」
マルケータ・ネプチャン:「違ったわね。浅はかだったわね」「あたしたちは、あくまで『飼いならされていた』だけだった」
マルケータ・ネプチャン:「……『革命』のあの日、あたしたちは本当にギリギリまで理事会の傀儡だった」
マルケータ・ネプチャン:「キキなら、これは知ってたかしら?」
上鳥羽キキ:「いや……正直、そこまで詳しい話となるとね」
上鳥羽キキ:「まあちょっと、キングダムとは部活として関係がデリケートというか……突っ込んだ調査はあんまりね」
上鳥羽キキ:「キングダムにおける八月革命の顛末については、並の他学区一般生徒レベルかなあ」
マルケータ・ネプチャン:「そか。……意外とそんなものなのね」
星目モモセ:「外部に広く知れ渡るには、あの闘いはあまりに多くの血を流しすぎましたから……」
087(オハナ):「きゃうう」理解しているのかいないのか、しかしマルケータの言葉に、聞き入っているように思える
上鳥羽キキ:「キングダムの子との会話の中でちょこちょことは聞いてるけど……進んで話したい子は、モモセちゃんが言うように少ないんだろうね」
上鳥羽キキ:(もちろん、情報が隠されてる面もあるだろうけど)
マルケータ・ネプチャン:「まあ、あたしも、誰かにこんな話をしたのは初めてだしね」
マルケータ・ネプチャン:「……あたしたちが自由になれたのは、『常世の王』……今は王ではなくなってしまった、バージニア」
マルケータ・ネプチャン:「彼女のおかげ。彼女だけが聡明だった」
マルケータ・ネプチャン:「わかるかしら。表向きは褒めて、媚びて、あたしたちの特別を持て囃していた大人たちは」
マルケータ・ネプチャン:「首輪をつけた猛獣と同じようにあたしたちを扱っていた。”ふつう”の生徒とは、同列でなかった」
マルケータ・ネプチャン:「それに、耐えきれなくなっちゃって。ここに来た」
マルケータ・ネプチャン:「……でも、あたしに『王さま』なんて務まる気はしなかったし……なんだかどっと、疲れたし」
星目モモセ:「……」
マルケータ・ネプチャン:「全部が終わったあとには、『蜃気王』なんて王は幻になりました……とさ?」
マルケータ・ネプチャン:「……ちょっと気取り過ぎかしら」
上鳥羽キキ:「"蜃気王"……かぁ」
星目モモセ:立ち上がり
星目モモセ:そっと、マルケータの事を抱きしめる
星目モモセ:その頬を、涙が伝う
マルケータ・ネプチャン:「モ、モモセ」
マルケータ・ネプチャン:「……どうして貴方が泣くのよ」
星目モモセ:「ご立派に、やり遂げられたのですね……」
星目モモセ:「だって、マルケータさんが……」
星目モモセ:「……嬉しいんです、マルケータさんからこの話を聞くことができた最初の一人でいれて」
上鳥羽キキ:「……マルケータちゃん」
上鳥羽キキ:「蜃気楼はね、形は変わっているけど、遠くのものが見えているんだよ」
上鳥羽キキ:「今は幻かもしれないけど、過去には"王"だったマルケータちゃんがいる」
マルケータ・ネプチャン:「え……」
星目モモセ:コクンと頷く
上鳥羽キキ:「蜃気楼は現在からでも見ようと思えば見えるし」
上鳥羽キキ:「そこには、一人の王に助けられた人がきっといるはず」
上鳥羽キキ:「あたしは、そう思うよ」
マルケータ・ネプチャン:「……」眼を丸くして、驚いた表情のまま
マルケータ・ネプチャン:す、と一筋だけ雫が頬を伝う。……それはすぐに揮発して、紫の霧となって、見えなくなってしまうほどの細い線。
マルケータ・ネプチャン:「ありがとう」
マルケータ・ネプチャン:「キキ、モモセ……ありがとう、ね」
星目モモセ:「こちらこそ……ありがとうございます、話してくださって」ぐす、と、涙を飲みながら
上鳥羽キキ:「うん。聞かせてくれて、ありがとう」
マルケータ・ネプチャン:「……ほんとに話し込んじゃったわね」「おまえも退屈だったでしょ?こんな話」
マルケータ・ネプチャン:肩に止まっている087の頭を撫でる。
087(オハナ):「きゃう?」
星目モモセ:「有意義な語らいでした」
星目モモセ:「たとえ幻が始まりだとしても、そこから続いてきた未来に今こうして私たちは出会えた」
星目モモセ:「きっとコレは、素敵な事です」
上鳥羽キキ:「そうそう。一期一会、ってね!」
マルケータ・ネプチャン:「知らない言葉だけど……キキが言うならきっといい意味ね」
GM:その時、キミたちは不吉を告げる囀りを耳にする
GM:鴉の、声だ
GM:暴動が各地で起きているというのに、この辺りはやけに静かで
GM:そのせいで、より一層、その声が与える不安は、大きい
星目モモセ:「鴉さんたちが……騒がしいですね」
上鳥羽キキ:「いやぁ……きっと087のことを見つけてくれたんじゃないかな~……って、思いたいけど」
マルケータ・ネプチャン:「”鴉の塔”だから……にしても」
GM:気付けば、キミたちの頭上を、鴉が周回している
マルケータ・ネプチャン:「なんだか、嫌な感じ」
087(オハナ):「きゃうう~……」怯えたような声だ
星目モモセ:「087さんも怯えていらっしゃいますし、何か様子が……」
GM:鴉たちは、どれも087(オハナ)に比べ大柄で、その爪も、視線も、鋭い
GM:やがてその鴉の群れは寄り集まり
???:『……君たち』
GM:その向こうから、聞き覚えのない声で語り掛けてくる
GM:いや、そこには誰も居る筈がないのに
星目モモセ:「あなたは……?」
上鳥羽キキ:(鴉を使い魔にしてる?)
GM:羽ばたく鴉の向こうに、誰かがいるように、声が聞こえるように思えてならない
マルケータ・ネプチャン:「そこに居るのは誰?」
???:『よく……その子を届けてくれたね』
???:『おっと、まず名乗るべきか』
”レイヴンマスター”:『僕はヴ……いや、ここは”レイヴンマスター”を名乗るべきだろうね』
”レイヴンマスター”:『その子は、私が引き取る』
星目モモセ:「鴉飼さんではなく、あなたがですか?」
上鳥羽キキ:「"レイヴンマスター"?聞かない名前だけど……知ってる?」と、二人に向けて。
”レイヴンマスター”:『この辺りは危なくていけない。後はおじさんに任せてくれればいい……』
マルケータ・ネプチャン:「しばらく見ないうちに……”鴉飼”がずいぶんイメチェンしたのかと思ったわ」
マルケータ・ネプチャン:「違うのね、よかった」知らないと首を振る
星目モモセ:「私も知らないです。どちら様でしょうか」
上鳥羽キキ:「自称が"おじさん"なあたり、怪しい臭いがプンプンするけど」
”レイヴンマスター”:『……!そうか……それは意外だったな、星見モモセさん』
星目モモセ:「あら? 私をご存じでしたか」
星目モモセ:「一方的にとは、失礼いたします」
”レイヴンマスター”:『上鳥羽キキさんもマルケータ・ネプチャンさんも……大方、リサーチ通りだ』
”レイヴンマスター”:『さあ、その子を渡してくれ……』
087(オハナ):「きゃう~~」怯えたままだ
上鳥羽キキ:「……」怯える087を一瞥して、鴉の群れに向き直る。
上鳥羽キキ:「まず、理由を聞かせてくれない?」
星目モモセ:「ええ、087さんが怯えているように見えます」
星目モモセ:「どうして本来の主でないあなたが、彼女を求めるのか」
マルケータ・ネプチャン:「せっかく元気になったところなのに」
”レイヴンマスター”:『……ふむ。参ったな……名前以外の情報を渡すには、対価が必要だ』
星目モモセ:「あなたの個人情報は、そこまで機密性が高いのですか?」
”レイヴンマスター”:『こちらは情報で生きているのだからね……』
星目モモセ:「情報で……」
上鳥羽キキ:(額面通りに受け取れば、外部のマスターエージェントか……)
”レイヴンマスター”:『対価を払う気が無いというのなら、交渉は決裂。ノヴァリスの流儀に従い……』
”レイヴンマスター”:『実力行使で預かるとしよう』
星目モモセ:「ええっ!? そんないきなり物騒な!」
GM:その言葉と共に、鴉たちが威嚇の声を上げる
上鳥羽キキ:「まあ、わかりやすくなったとも考えられるね」
マルケータ・ネプチャン:「交渉も何もあったもんじゃないわ」
マルケータ・ネプチャン:「舐められてる。……子供にも伝わるのよ、そういうの」
星目モモセ:「そんなー、もう少し平和的にはならないのでしょうか……」
星目モモセ:「……ならないのでしょうね」
上鳥羽キキ:「ならないと思うよ、経験上」
上鳥羽キキ:「最後の障害だと思って、覚悟を決めるしかなさそう」
GM:クライマックス戦闘を開始します
GM:エンゲージは以下の通り
鴉[7] ”レイヴンマスター”[10] 鴉[7]
|
(10m)
|
マルケータ[4]キキ[8]モモセ[8]
上鳥羽キキ:衝動判定はありますか?
GM:あります!少々お待ちを
星目モモセ:二重冠もあるか気になり!
上鳥羽キキ:急かす形になってすみません。待ちます!
星目モモセ:待ち!
マルケータ・ネプチャン:ステンバーイ…
GM:”マスター”を名乗る謎の敵───そのプレッシャーから、キミたちの衝動が喚起される!
GM:だが困難に立ち向かおうとする意志に、ノヴァリスの大十字冠が応える───
【神聖二重冠(ダブルクロス)】
クライマックスフェイズ中に限り、あなたが持つ【十字冠】をアップグレードし、効果を以下のように書き換える。
あなたは、シナリオ中に一回のみ、以下の効果の中からどれか一つを選んでオートアクションで使用できる。
・このメインプロセスでは、あなたが受ける【判定ダイスへの侵蝕率ボーナス】の値を3倍にする。
・このメインプロセスでは、あなたが受ける【エフェクトLVへの侵蝕率ボーナス】の値を2倍にする。これによってエフェクトの使用回数は増えない。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させ、あなたのHPを+[上昇分×3]点回復する。この時、HP上限を超えることはできない。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う攻撃の攻撃力を+[上昇分×2]点増やす。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。
・この戦闘のバックトラックでは、あなたが昇華したタイタスを1個、ロイスとして再取得できる。ただし、この効果は昇華前にSロイスに指定したロイスしか対象にできない。
・この戦闘のバックトラックでは、最終侵蝕値によって得られる経験点を3倍にする。
GM:衝動判定。難易度は9
上鳥羽キキ:8dx>=9
DoubleCross : (8DX10>=9) → 10[1,1,4,5,6,7,7,10]+10[10]+3[3] → 23 → 成功
上鳥羽キキ:衝動判定ニヨリ上鳥羽キキノ侵蝕率ガ2D10(→ 10)上昇シマシタ(91 → 101)
マルケータ・ネプチャン:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 6[2,6] → 6
星目モモセ:4dx+2>=9
DoubleCross : (4DX10+2>=9) → 10[4,8,9,10]+10[10]+10[10]+8[8]+2 → 40 → 成功
星目モモセ:ha?
マルケータ・ネプチャン:!?
上鳥羽キキ:意志がすっごい……
マルケータ・ネプチャン:命中判定くらいの出目
GM:これが姫たる者の精神力
星目モモセ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 16[7,9] → 16
マルケータ・ネプチャン:2d10
DoubleCross : (2D10) → 10[7,3] → 10
マルケータ・ネプチャン:マルケータ・ネプチャンの侵蝕率を10増加(88 → 98)
星目モモセ:星目モモセの侵蝕率を16増加(80 → 96)
GM:
GM:第1ラウンド、セットアップ
GM:エネミー側は無し
上鳥羽キキ:コーリングシステムを使用。FHブレードバイクに搭乗状態になり、行動値が-1されて8から7に。
上鳥羽キキ:搭乗時に搭載火器の大口径機関砲を装備します。
マルケータ・ネプチャン:【回帰性:ヂメチル=エーテル】《活性の霧》+《先陣の火》 攻撃+15 ドッジダイス-2 行動値+20
マルケータ・ネプチャン:マルケータ・ネプチャンの侵蝕率を5増加(98 → 103)
星目モモセ:なし!
マルケータ・ネプチャン:行動値24になりました
GM:イニシアチブ
GM:最速は……マルケータさん!
マルケータ・ネプチャン:いきます
マルケータ・ネプチャン:神聖二重冠の効果を使用します。選択する効果は……
マルケータ・ネプチャン:・このメインプロセスでは、あなたが受ける【エフェクトLVへの侵蝕率ボーナス】の値を2倍にする。これによってエフェクトの使用回数は増えない。
マルケータ・ネプチャン:こちら!侵蝕は100↑、起源種なのでLV+4となります
マルケータ・ネプチャン:マイナーで前線へエンゲージ
マルケータ・ネプチャン:メジャー【緋劇性:アクリロニトリル】《エクスプロージョン》+《ツインバースト》+《紅蓮の衣》
マルケータ・ネプチャン:ドッジ不可,射程至近のRC範囲攻撃。ガード時に攻撃力+35です
”レイヴンマスター”:ドッジ不可となれば、ガードを選ぶしかない
マルケータ・ネプチャン:判定前になければいっちゃいます
鴉:同じく!
GM:判定どうぞ!
マルケータ・ネプチャン:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 4[1,4] → 4
マルケータ・ネプチャン:数値がヘボでも……命中!
”レイヴンマスター”:ダメージを出す前に
”レイヴンマスター”:《領域の盾》鴉を1体、僕を対象にカバーリングさせるよ
GM:ダメージどうぞ!
マルケータ・ネプチャン:うおおゆるせないぜ
マルケータ・ネプチャン:1d10+8+21+21+35
DoubleCross : (1D10+8+21+21+35) → 2[2]+8+21+21+35 → 87
マルケータ・ネプチャン:怒りのファイア
GM:強い!
鴉:カバーリングした方もしてない方もやられます!
マルケータ・ネプチャン:マルケータ・ネプチャンの侵蝕率を8増加(103 → 111)
マルケータ・ネプチャン:あとは任せた!
GM:イニシアチブ
GM:行動値10のレイヴンマスター
”レイヴンマスター”:では……メジャーアクション
”レイヴンマスター”:《コンセントレイト:オルクス》+《アニマルテイマー》+《棘の縛め》+《要の陣形》+《アニマルアタック》
”レイヴンマスター”:射程は視界、対象は3体……PC3人だ
マルケータ・ネプチャン:隙がない
”レイヴンマスター”:12dx7+16
DoubleCross : (12DX7+16) → 10[2,2,4,5,5,6,7,8,8,9,10,10]+10[3,3,3,6,7,8]+10[5,9]+10[8]+6[6]+16 → 62
”レイヴンマスター”:上々だね!
GM:リアクションどうぞ!
マルケータ・ネプチャン:暴走中!そうでないとしても、なんと振れるダイスがありません
マルケータ・ネプチャン:命中です
上鳥羽キキ:回避を試みます。ドッジ!
上鳥羽キキ:4dx+1>=62
DoubleCross : (4DX10+1>=62) → 8[5,6,8,8]+1 → 9 → 失敗
星目モモセ:一応ドッジ
星目モモセ:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[3,7,7,10,10]+9[7,9]+1 → 20
上鳥羽キキ:失敗!命中します。
星目モモセ:さっきから何なんだよもう!
星目モモセ:《マグネットフォース》!
星目モモセ:キキさんをカバーします!
星目モモセ:星目モモセの侵蝕率を2増加(96 → 98)
上鳥羽キキ:ありがとうございます…!
マルケータ・ネプチャン:姫~!
”レイヴンマスター”:ダメージ出すよ~
”レイヴンマスター”:7d10+3+24 装甲ガード有効 硬直付与
DoubleCross : (7D10+3+24) → 46[9,6,9,5,3,6,8]+3+24 → 73
星目モモセ:146点もらってダウンしまーす、リザレクト!
星目モモセ:星目モモセの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(98 → 100)
マルケータ・ネプチャン:HP0……!
マルケータ・ネプチャン:「大人たち」へ 反骨/○屈辱 でロイスを取得し、タイタス化します
マルケータ・ネプチャン:マルケータ・ネプチャンのHPを12に変更(26 → 12)
GM:ではイニシアチブ
GM:行動値8、モモセさん!
星目モモセ:待機で!
GM:では次は……キキさん!
上鳥羽キキ:はい!
上鳥羽キキ:マイナーで戦闘移動し、"レイヴンマスター"のエンゲージに入ります。戦闘移動距離はFHブレードバイクの効果も含めて22m。
上鳥羽キキ:メジャーでEXスキル:一点突破/《コンセントレイト:ノイマン》LV3、《コントロールソート:射撃》LV1、《零距離射撃》+V5
上鳥羽キキ:大口径機関砲で至近距離からの射撃攻撃を行います。
”レイヴンマスター”:怖い!妨害は無し
上鳥羽キキ:それでは命中判定!
上鳥羽キキ:14dx7+3+3+1
DoubleCross : (14DX7+7) → 10[1,1,2,2,4,4,5,5,6,6,7,8,10,10]+10[1,4,5,9]+2[2]+7 → 29
上鳥羽キキ:大口径機関砲の効果でガードは不可です。
”レイヴンマスター”:今度はガードがダメ……!ドッジ!
”レイヴンマスター”:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 9[1,2,7,9]+1 → 10
GM:命中!ダメージどうぞ
上鳥羽キキ:はい。ではその前に神聖二重冠の効果を発動。
上鳥羽キキ:>・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う攻撃の攻撃力を+[上昇分×2]点増やす。
上鳥羽キキ:侵蝕率を15%上昇させて、ダメージを30点分上乗せします。
上鳥羽キキ:神聖二重字冠ノ効果デ上鳥羽キキノ侵蝕率ガ15上昇シマシタ(101 → 116)
GM:どうぞ!
上鳥羽キキ:3d10+1d10+21+30
DoubleCross : (3D10+1D10+21+30) → 20[6,7,7]+7[7]+21+30 → 78
上鳥羽キキ:エフェクトノ使用デ上鳥羽キキノ侵蝕率ガ6上昇シマシタ(116 → 122)
”レイヴンマスター”:ダメージ適用前に《隆起する領域》
”レイヴンマスター”:ダメージを軽減する……
”レイヴンマスター”:78-1d10-15
DoubleCross : (78-1D10-15) → 78-3[3]-15 → 60
”レイヴンマスター”:60ダメージ!そこそこ痛いがまだまだ……
GM:イニシアチブ 待機していたモモセ姫!
星目モモセ:はーい
星目モモセ:では「生兎会」のロイスをタイタスにし、硬直を解除します。
星目モモセ:そしてマイナー移動、3人のいるエンゲージへ突入
GM:ピョンピョンパワーを!?
星目モモセ:そしてメジャーアクション、コレが私の唯一のコンボ
星目モモセ:【Code:Avenge】《雷鳴の申し子》+《アタックプログラム》
星目モモセ:さらに此処で「私たちだけの"先生"」のYE効果を使って効果を発動
星目モモセ:攻撃をリアクション不能にして、判定へ
星目モモセ:7dx+12+2
DoubleCross : (7DX10+14) → 10[2,4,5,6,8,9,10]+1[1]+14 → 25
”レイヴンマスター”:リアクション不可……!
GM:ダメージどうぞ!
星目モモセ:ここで十字冠も乗せておきます、15上げて+30
星目モモセ:星目モモセの侵蝕率を15増加(100 → 115)
星目モモセ:3d10+30+110+2
DoubleCross : (3D10+30+110+2) → 23[5,10,8]+30+110+2 → 165
GM:!?
”レイヴンマスター”:最大HPは180……撃沈!
GM:全てのエネミーを撃破……キミたちの勝利だ!
マルケータ・ネプチャン:すっげえ!やったー!!
星目モモセ:やったー!
星目モモセ:あ、倒せたので起き上がらず倒れて、戦闘終了でHP1で復帰しますー
星目モモセ:星目モモセの侵蝕率を6増加(115 → 121)
上鳥羽キキ:うおー!
マルケータ・ネプチャン:クレバーなお姫様だぜ
GM:
”レイヴンマスター”:『お手並み拝見といこうか……』
マルケータ・ネプチャン:「……褪せた木の根 黴の産す石 音を立てずに飲み干して」
マルケータ・ネプチャン:「凪いで渇いてしまう前に さぁ、息を潜めて七つ数えて?」
マルケータ・ネプチャン:……葉脈のような線を編み上げた、二重の円冠が浮かんでいる。炎の衣を纏った姿は、竜人か精霊のそれだった。
マルケータ・ネプチャン:鋭い眼光が敵を刺す。
マルケータ・ネプチャン:「あなたみたいな大人が」「いちばんキライ」
マルケータ・ネプチャン:炎を引き連れ、一息に迫る。
マルケータ・ネプチャン:マルキータの体をめぐる『水』には古代種レネゲイドが特に色濃く溶けている。
マルケータ・ネプチャン:現代科学の言を借りれば、水溶性の可燃瓦斯に近いその有り様は、
マルケータ・ネプチャン:触れた皮膚からたちまち浸潤し、内側から燃焼する。囚われれば不可避の毒炎だ。
マルケータ・ネプチャン:「きえろ……きえて!!」
”レイヴンマスター”:『これが起源種の……!遺産でなく、自らの体がレガシーというわけだ』
”レイヴンマスター”:周囲の鴉の群れを前に出し、壁として扱うが
”レイヴンマスター”:その炎に耐え兼ね、散り散りに去っていく
マルケータ・ネプチャン:子供が駄々をこねるように、強引に炎を奮っている。レネゲイドが異様な高ぶりにあるのは明らかだった。
”レイヴンマスター”:『凄まじい火力だ……次は僕の番だ』
”レイヴンマスター”:鴉の群れの中に、トネリコの枝を咥えた者が数匹いる
”レイヴンマスター”:飛行する奇跡が魔方陣を描き、魔力の荊が、キミたちを締め付け、その肌に突き刺さる
マルケータ・ネプチャン:「かッ、ぐうっ……!」傷跡から炎が吹き出し、自らの身を焦がす。
星目モモセ:「キキさん、危ないっ!」
星目モモセ:キキの前に出て、彼女の分も茨を浴び
星目モモセ:全身を引き裂かれる
上鳥羽キキ:「モモセちゃん!?」
マルケータ・ネプチャン:「っ、モもセ……」
星目モモセ:「クッ、ぁっ……!」痛い、苦しい、辛い、肉体が言う事を聞かない。
星目モモセ:それでも何とかかき集めた意識でもって
星目モモセ:茨をナイフで切りながら、ゆっくりと立ち上がる
上鳥羽キキ:「……ありがと!助かった!」モモセちゃんの影から飛び出す。
上鳥羽キキ:鴉の群れ、そしてその先の塔を見据えながら走る。
上鳥羽キキ:「"鴉の塔"、"鴉飼"の目の前で鴉を撃つなんてやりたくはないんだけど」
上鳥羽キキ:「非常事態ということで、勘弁してね……っと!」
上鳥羽キキ:"シーカー"に飛び乗り、リアボックスから取り出したヘルメットを被る。
上鳥羽キキ:(それでも出来るだけは、やってみますか!)
上鳥羽キキ:十字冠にもう一つの十字が重なり、二つ合わせて照準を模る。
”レイヴンマスター”:『”KIN-119 Slick Seeker Mk-Ⅱ”……だね?』
上鳥羽キキ:「その通り!よぉくご存じで!」
上鳥羽キキ:答えながら、視線を上下左右に動かす。鴉一羽一羽の動きを細かに把握するために。
上鳥羽キキ:「それじゃあ、あたしの腕前も改めて見てもらおうか!」
上鳥羽キキ:トリガーを引く。弾丸が一発ずつ放たれるが、そのどれも鴉を穿つことはない。
上鳥羽キキ:なぜなら、そのように撃っているからだ。
”レイヴンマスター”:『……?すべて外れ……いや』
上鳥羽キキ:弾丸は鴉たちの翼をすれすれで掠め、なおかつその先で他の鴉に当たらない弾道で発射されている。
上鳥羽キキ:ちょうど087が負った傷のように、命は奪わないまでも飛ぶことが難しくなるように。
上鳥羽キキ:出来る限り傷付けない攻撃で、一羽、また一羽と飛ぶ力を奪っていく。
上鳥羽キキ:「さあて、実際に見てみてどうかな!?」
”レイヴンマスター”:『……素晴らしい。特にその、”優しさ”』
”レイヴンマスター”:『データでは確認できない部分だ……命中精度も流石だがね』
上鳥羽キキ:「お褒め頂き、どーも!」
上鳥羽キキ:攻撃を一時中断し、様子を窺う。それなりに削りはしたが、まだ多くが宙を舞っている。
上鳥羽キキ:(まだまだ余裕ありって感じかな。あと一押し、二押し必要……)
星目モモセ:恐ろしく精妙な攻撃、それでもまだ押し込むには足りない。
星目モモセ:自身の両手両足と、胴に絡みついて胸元まで這い上がってきている茨を見る。
星目モモセ:(ええそうですね、それでは……やりましょうか)
星目モモセ:___電光が、弾ける。
星目モモセ:両手を封じられた状態で、電磁誘導でもって振るわれたナイフの一線が、茨を切り払い
星目モモセ:肉体が、自由を取り戻す。
星目モモセ:落ちてきたナイフを空中で掴み、右手を捻りながら前に向ける
星目モモセ:戴く冠が二重となり、稲光がフリルをふわりと浮かせた
星目モモセ:「さぁ」
星目モモセ:上げた右手を、レイヴンマスター……そう名乗った群れへ向け
星目モモセ:「逆襲を、はじめましょう」
星目モモセ:開いた眼は、普段のそれとはまるで異なる、光抜け落ちた金色
星目モモセ:0と1が行き交うその瞳が、見透かすよりも早く
星目モモセ:駆け出し、踏み込む
星目モモセ:そして、鴉たちの群れの中心めがけ、ナイフが突き入れられる。
”レイヴンマスター”:『百魂姫……!』
星目モモセ:「ええ、ご存じのようで」
星目モモセ:「ここからは、私ではなく……私たちがお相手です」
星目モモセ:星目モモセは一人ではない。
星目モモセ:それは、絆があるというだけではない。
星目モモセ:なぜなら、彼女の中には数多くの、願いの欠片とも言える複製体たちの存在が刻まれているから。
星目モモセ:一人ぼっちで終わった誰かが、存在しているから。
星目モモセ:「一、十、百____」
星目モモセ:____紫電が走る。
星目モモセ:彼らの受けた痛みを、モモセは背負っているから。
星目モモセ:百雷がレイヴンマスターの中心で炸裂し
”レイヴンマスター”:『───!!!』
星目モモセ:飛び散る雷撃が、鴉たちを触れた先から痺れさせて行動不能にさせていく。
星目モモセ:「キキさんほどには、上手くはやれませんが」
星目モモセ:「それでもコレで、"痛みは伝わる"でしょう」
星目モモセ:爆発した雷は、連鎖し止まらない
星目モモセ:放った本人すら、焼き尽くすまで
”レイヴンマスター”:『そこまでして……!』
星目モモセ:「あなたには」
星目モモセ:「それだけをする、価値があるでしょう?」
”レイヴンマスター”:『それは……光エイ……ダ……』
GM:電撃を浴びた鴉たちはみな散り去っていく
GM:敵性存在は、全ていなくなった
GM:そして───
”レイヴンマスター”:「いやあ、参った参った、降参だ!僕の負けだ」
”レイヴンマスター”:「これではこのヴィクター・シュミット、娘に合わせる顔も無し」
”レイヴンマスター”:「少しだけ……ティータイムをご一緒しないかい?」
星目モモセ:それを確認してから
星目モモセ:前向きに倒れる
GM:
GM:バックトラック
GM:Eロイス等は無し!
マルケータ・ネプチャン:ロイス五個!等倍で振っちゃいまーす
星目モモセ:倍振ります!
マルケータ・ネプチャン:5d10
DoubleCross : (5D10) → 33[5,4,9,7,8] → 33
上鳥羽キキ:通常ロイス残り5個、現在の侵蝕率122
マルケータ・ネプチャン:111-33で78。帰還王です
上鳥羽キキ:微妙に怖いラインなので倍で振ります。
上鳥羽キキ:122-10d10
DoubleCross : (122-10D10) → 122-53[3,10,7,8,6,1,6,2,8,2] → 69
星目モモセ:121-8d10
DoubleCross : (121-8D10) → 121-30[6,9,4,1,6,1,1,2] → 91
星目モモセ:ちょっと待ってなにこれ!
上鳥羽キキ:こういうのが怖いんですよねバックトラックは特に……
GM:生還はしてるけど……8d10にしてはなかなか……
マルケータ・ネプチャン:ぶれがある…
GM:無事帰還で来たならオールオッケー……!
GM:諸々を含めた12点に、侵蝕に応じたボーナスを付けて
GM:経験点お配りします!どうぞ!
マルケータ・ネプチャン:ありがとうございます!17点かな
上鳥羽キキ:最終侵蝕率による経験点は倍振りしたので3点。合計15点分頂きます!
星目モモセ:同じく15点で!
”レイヴンマスター”:折り畳み式のティータイムセットを広げている
”レイヴンマスター”:英国紳士は何よりもティータイムを大事にするものだ
マルケータ・ネプチャン:「……ふゥーーーっ」深い呼吸で炎が静まる「はじめまして。ヴィクターさん、でいいの?」
上鳥羽キキ:「ファミリーネームと、その……"娘"ってのが気になるとこだけど」
星目モモセ:そのあたりでノビている。
”レイヴンマスター”:「そうだね。実は名前で呼ばれる方が好きなんだ……」
”レイヴンマスター”:「でも僕の話より先に、モモセさんを起こしてあげた方が……」
上鳥羽キキ:「え?あ、モモセちゃん!」
上鳥羽キキ:言われて気付き、モモセちゃんに駆け寄る。
マルケータ・ネプチャン:「……調子狂うわねっ」「さっきまで戦ってた相手です、お茶をしましょう、なんて。気を抜けないでしょう」
星目モモセ:「あ、大丈夫ですー……しばらくしたら元気になるのでー」
星目モモセ:「あ、でもありがとうございますぅ」ふわふわ
マルケータ・ネプチャン:(無事そうでよかった)
上鳥羽キキ:「はぁ、よかった」ホッと一息。
”レイヴンマスター”:「戦意はないんだ、本当に……ここに来たのだって、娘に会うためだったんだ」
星目モモセ:「キキさん、肩をお借りしてもよろしいでしょうかー?」
星目モモセ:「娘……レイヴンマスターさんは……男の方、ですよね?」
上鳥羽キキ:「そこだ。あ、いいよ。よいしょっと」
上鳥羽キキ:モモセちゃんに肩を貸して、ゆっくりと立たせる。
星目モモセ:肩を借りつつ、レイヴンマスターの方を見て
上鳥羽キキ:「今のノヴァリスに来るのは、そう簡単にはいかないはず。いったい、どうやって」
”レイヴンマスター”:「アメリア・シュミットは私の娘だ。”鴉飼”として、皆さんのお世話になってるそうで……」
マルケータ・ネプチャン:「それは、じゃあ……貴方は087の飼い主の、お父さん」
上鳥羽キキ:「やっぱり、アメリアさんの父親か……嘘じゃなければ」
”レイヴンマスター”:「そうなるね」
星目モモセ:「嘘だったらもう一発お見舞いするだけですがー」
星目モモセ:「けど、そういう事は無さそうだと思います」
上鳥羽キキ:「本人から、操獣の術は代々のものだって聞いてるんだよね」
上鳥羽キキ:「さっきの手並みは、まあ……納得かな?」
”レイヴンマスター”:「さて、僕やここに来た経緯については、ダイジェストで済ませてしまおうと思うんだけど……」
GM:ダイジェストが始まる……
GM:レイヴンマスター……英国の時計塔において、カラスの飼育を任された護衛兵のことである
GM:だがそれは、表のレイヴンマスターのことである。
GM:英国全土の鴉を使い魔とし、あらゆる組織から情報を集める女王陛下側のFHマスターエージェント
GM:それが代々受け継がれてきた裏の”レイヴンマスター”であり、当代がこのヴィクター・シュミット。初老の英国紳士である。
GM:彼女は娘のアメリア・シュミットをノヴァリスへ送った──星徒の真実を、伝えられることなく。最高峰の諜報能力を以てしても、強固に隠し通された真実を知ったのは
GM:既にアメリアがノヴァリスに渡ってからのことだった。
GM:女王陛下側のエージェントとして時計塔に常駐する関係で、ノヴァリスに教師として赴任することも叶わず
GM:時が過ぎ───ついに、一時的にでも、ノヴァリスへと渡る手段を手に入れ、今に至る。
”レイヴンマスター”:「と、いうことだったのだ。だが……いざ会えると思うと、途端に」
”レイヴンマスター”:「どんな顔をして会うべきか……分からなくなった。そんな時だ、傷ついたその子……087(オハナ)を見つけたんだ」
”レイヴンマスター”:「その子を送り届ける……って口実をね、作りたかったんだ」
星目モモセ:「なるほどぉ……」
”レイヴンマスター”:「でも戦いには負けた!だからその子は、キミたちの手で送り届けてあげてくれ。それが勝者の権利だよ」
マルケータ・ネプチャン:「……なんていうか、こう……はぁ」気の抜けたようにため息をつく。
上鳥羽キキ:「そもそも、なんで戦ったんです?」
上鳥羽キキ:「いや、まあ、言いづらかったんでしょうけど……今の理由は」
上鳥羽キキ:「でもそのせいで、あなたの鴉たち怪我させちゃったじゃないですか!」
”レイヴンマスター”:「それはその……郷に入っては郷に従うべきだと……」
星目モモセ:「まったくです、話してくだされば避けられた戦いじゃないですか」
星目モモセ:「もう一発いっときますぅ?」
マルケータ・ネプチャン:「……あんまり謝るつもりはないけど」「鴉は少し、かわいそうだわ」
”レイヴンマスター”:「どこもかしこも戦ってばかりだろう?ヒィ!?」
上鳥羽キキ:「誤解された郷をさらに叩き込むのはちょっとどうかな……」
”レイヴンマスター”:すっかりタジタジだ
上鳥羽キキ:「いや誤解というほど誤解ではないんだけど……!」頭を抱えている。
マルケータ・ネプチャン:「あたしは賛成よりなんだけど……そんなことより!」
マルケータ・ネプチャン:「あなた、さっきの話がホントならここに長くは居られないんじゃないの」
星目モモセ:「そこは確固たる外の良識で行動していただきたかったですね……そう、それです」
”レイヴンマスター”:「そう……なるね。もう、あの塔まで登って、アメリアに会うのは無理だろうなあ」
マルケータ・ネプチャン:「……え、そんなに切羽詰まっているの!?」
上鳥羽キキ:「えっ、そんなギリギリなんです?」
星目モモセ:「無駄に時間を浪費して娘さんにも会えずに帰るって、かわいそうってなるんですが……」
”レイヴンマスター”:「……だから一つ、聞かせて欲しい」
”レイヴンマスター”:「娘は……アメリアは、君たちにとって……どんな存在かな?」
星目モモセ:困った顔でキキの方を見る
上鳥羽キキ:「君たち……と一括りにするのは難しいけど」
上鳥羽キキ:「少なくとも、あたしにとっては恩人ですね」
上鳥羽キキ:「アメリアさんの鴉たちには、助けられたことがありますから」
上鳥羽キキ:「本人については一回だけ、少し話した程度ですけど」
上鳥羽キキ:「いい人だなって感じましたよ」
”レイヴンマスター”:「いい人か。そうかそうか……」
マルケータ・ネプチャン:「……顔を見たのは一度だけよ」
マルケータ・ネプチャン:「『解放裁定』の日。この塔が上から下までてんてこ舞いで」
マルケータ・ネプチャン:「誰も彼もが焦って、必死で」
マルケータ・ネプチャン:「目立つところにあなたと似た匂いの子が居たわ」
マルケータ・ネプチャン:「一人だけ、ちょっと雰囲気が違ってた。今の貴方みたいに……おっかなびっくりなのに、なぜだか肝が座ってるっていうか」
マルケータ・ネプチャン:「そういう、ちょっと変な子よ」
”レイヴンマスター”:「ふふ。誉め言葉で、間違いないよね?」
マルケータ・ネプチャン:「親には、そう聞こえるものかもね」
星目モモセ:「私からはですね」まだ眠そうな目を擦って
星目モモセ:「この子ですねー」087をそっと抱き寄せて、レイヴンマスターに見せる
087(オハナ):「きゃう♪」
星目モモセ:「あなたも鴉を扱われるプロの方なら、この子を見ればわかりますよね」
星目モモセ:「087さんがどれくらい大切にされているのか、彼女が普段どんな風に接しているのか……」
星目モモセ:「それが答えです。」ニッコリ笑って
星目モモセ:「あとはそうですね、私ももっと彼女と仲良くなりたいなって」
星目モモセ:「今は思ってます。お父さんとお会いしたからかもしれません」
”レイヴンマスター”:「それはそれは……これ以上ないくらいのお言葉だ」
087(オハナ):「きゃい♪」
星目モモセ:「だから、残念でしたけど……安心してお帰りくださいね」スカートの裾を摘んで、礼をする。
”レイヴンマスター”:「これで……満足だ。この地で娘が、どう育っているか。知ることができた。」
星目モモセ:「満足してくださったなら、一撃分の価値はあったと思えます」
上鳥羽キキ:「あなたが来てたこと、伝えておきますか?それとも秘密に?」
”レイヴンマスター”:「それは……君たちの判断に任せようかな」
”レイヴンマスター”:「最後に一つ、警告を」
”レイヴンマスター”:「恐らく、あと数日で……竜が来る」
上鳥羽キキ:「竜?」
星目モモセ:「……竜、ですか」
マルケータ・ネプチャン:「竜」
上鳥羽キキ:(キングダムで竜……ね)
”レイヴンマスター”:「その到来は恐らく、防ぐことはできないが……その後の未来は、君たち次第で変わると信じているよ」
”レイヴンマスター”:「もし君たちが君たちのまま、卒業することができたなら……その話も聞かせてほしい」
星目モモセ:「警句ありがとうございます、しかと胸に留めておきます」
”レイヴンマスター”:「今度は、娘も一緒に、ね」
星目モモセ:「はい、その時には是非」
上鳥羽キキ:「またいつか、お会いしましょう」
マルケータ・ネプチャン:「……絶対、また会いに来てあげなさいよ」
マルケータ・ネプチャン:「ていうかっ」老紳士の手を掴む
”レイヴンマスター”:「わっ」
マルケータ・ネプチャン:「……ちょっとでも、走ってみない?」
星目モモセ:「わわっ」
星目モモセ:「それは……」
マルケータ・ネプチャン:「もしかしたら、たまたま塔の麓にいるかも知れないわ」
星目モモセ:「とっても、素敵なのではないでしょうか」
上鳥羽キキ:「素敵だよねえ。そうなったら」
マルケータ・ネプチャン:「そうよ、ねえ……」
”レイヴンマスター”:「参ったな、運動は最近めっきり……」
星目モモセ:「どうでしょう?」
星目モモセ:「少し、キングダムの"姫"と踊って帰られるのは」
星目モモセ:「悪くない思い出になるかと、思いますよ?」
マルケータ・ネプチャン:「キキよりちょっと重いくらいなら、モモセは余裕よね」
上鳥羽キキ:「それいい!世界に何人いるかわからないお姫様ですよ?」
星目モモセ:オペラグローブ越しの手が、マルケータが握っている手の上にそっと置かれる
上鳥羽キキ:「紳士としてこの誘いを断るのは……え、待って。今なんて言った?」
”レイヴンマスター”:「参ったなあ……年甲斐も無く、走ってみようか!」
星目モモセ:「ええ、行きましょう!」
マルケータ・ネプチャン:「モモセ!ヴィクターは持った?」
星目モモセ:「ええ、この通り!」
マルケータ・ネプチャン:「行きましょう、キキ」
マルケータ・ネプチャン:「どうせならみんな一緒がいいの!」
上鳥羽キキ:「ねえ、さっきの言葉に変な含み無いよね!?」そう言いながら駆け出す。怒っているようで、顔は笑っている。
星目モモセ:「あはは、きっとただの比較ですよ」
”レイヴンマスター”:「はっはっは……」
星目モモセ:そう言いながら、こちらも駆け出す
マルケータ・ネプチャン:「あはははッ」
星目モモセ:結果として会えなくてもいい、それでも会いたいと父親が走ってくれたことが、きっと嬉しいから
GM:
GM:その後087(オハナ)は無事にアメリア・シュミットの元へ送り届けられ
GM:お礼に、鴉や鴉の舞い踊りにてもてなされたという───
087(オハナ):「きゃうきゃう、きゃう♪」
GM:OVノヴァ 「キングダムのきゃう日」 完